
「Yahoo!やGoogleで、お店や会社名を入力して検索したら1位で表示される。
だから、うちは検索エンジン対策ができているんだ。」
と思っていらっしゃいませんか?
確かに、Yahoo!やGoogleの検索結果ページの上位に、自社のホームページが表示されるということは、検索エンジン対策、つまりSEO対策ができているということですが・・・
会社名で検索されるだけでは、不十分なのです。
あなたの製品やサービスを探しているお客様の中には、まだあなたの会社のことを知らない方がいます。その方々にあなたの会社を探してもらうことが、検索エンジン対策なのです。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略語で、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジン(サーチエンジン)の検索結果のページの表示順の上位に、自分のホームページが表示されるように工夫することです。
検索エンジンは、登録されているホームページを、入力された検索キーワードに応じて表示します。そのときの表示順位はそれぞれの検索エンジンが独自の方式に従って決定しています。
検索結果ページの順位が上であるほど、検索している人の目につきやすく、訪問者も増えるので、企業などでは検索順位を上げるために様々な試みをしているのです。
「検索結果ページの15位以下に表示されるホームページは、存在の価値がない。」と言われるほど、検索エンジン対策は重要になってきています。
検索エンジンを運営しているのも、ひとつの企業。ですので、検索エンジンをツールとしてビジネスを展開しているのです。その検索エンジンの会社の命題は・・・
(1)「より適正な検索結果」を表示して、利用者の方々から支持されること
(2)広告費を稼ぐことができること
そのため、検索順位の出し方(アルゴリズム)を日々模索・改良されています。
検索エンジンには、ロボットが定期的に世界中のホームページを巡回するロボット型と、人間がホームページを登録するディレクトリ型があります。
現時点(2007.4)では、日本でよく使われている検索エンジンである、「Yahoo!」や「Google」は、ロボット型の検索エンジンです。
したがって、Yahoo!やGoogleで検索されやすいホームページを作成する必要があり、そのためにはロボットが受け入れやすいホームページにする必要があります。
(1)相手はロボットです検索キーワードから、検索表示結果を決定するのは、ロボットです。
Yahoo!やGoogleの担当者が、ホームページを見て「よいページ」と判断しているわけではありません。
ロボットは、数値やコードを解析して「判定」します。
つまり、検索キーワードとなる言葉についての情報が多く掲載されていて、アクセス数の高い優良なホームページからリンクされていて、アクセス数が多い。
そんな素晴らしい、ホームページであればよいのですが・・・
そのようなページは一朝一夕には作れませんね。ですので、検索エンジン対策のための地道な努力が必要になるのです。
検索エンジンのロボットは、HTMLコードを解析します。
ここからは、ホームページの専門用語が多くなりますが、検索エンジン対策では重要なポイントなので、概要だけでも抑えてくださいね。
ホームページ制作会社に、制作条件として下記のことを提示すると、そのホームページ制作会社の実力もわかるかもしれません。
ホームページを制作するときに必要なHTMLやCSSといった言語のガイドラインがあります。このガイドラインは、W3Cというホームページに関する標準化の団体で提示されています。
このガイドラインに書かれているHTMLの文法に従ってホームページを制作すると、ロボットにも理解しやすくなので、検索エンジン対策になります。
W3Cホームページ http://www.w3.org/
HTMLタグには、それぞれ意味があります。
・<h1><h2><h3><h4>・・・・(見出し)
新聞や雑誌でも、重要な情報は大きく目立つようにレイアウトされています。ホームページで重要な言葉を見出しにするときは、このhのついたタグを使います。
ホームページのテーマとなる、重要な大見出しには<h1>タグを使います。
・<em><strong>は強調したい内容
文章の中で、とくに強調したい言葉、つまり検索キーワードとなる言葉には、<em><strong>タグを使います。
上記のHTMLタグに囲まれた文字をみつけると、検索エンジンのロボットは、その部分が大事な情報なのだと判断します。
・<head>部分は簡潔にします
JavaScriptやスタイルシートは、外部ファイル化します。
・スタイルシートを使って、見栄えのためだけの無駄なHTMLタグを排除します
ルートディレクトリには、トップページのファイルとスタイルシートを保存しておき、不要なhtmlファイルを置かないようにしましょう。
サイトマップをつけると、検索エンジンのロボットがホームページ全体を巡回しやすくなると言われています。
検索エンジンで、お客様にどのような言葉で検索してほしいか、
言い換えれば、どのようなお客様にあなたのホームページを見てほしいのか考えます。
この検索キーワードを何にするか、考えることがとても大切です。
たとえば、WEBサクセスならば、ホームページを作りたいお客様に一番訪問していただきたいのです。ホームページ制作会社に就職したいデザイナーさんや、テクニックを学びたい学生さんではありません。
ですので、検索キーワードは「ホームページ」のほか、「制作業者」「集客」「検索エンジン対策」などになります。同じホームページに関連する言葉でも、「HTML」「CSS」「デザイン」などではありません。
検索キーワードを決めたら、その言葉が本文に何度も出てくるように文章を書きます。
ポイントは、3つです。
機械は言葉を理解しないので、同じ意味でも違う言葉を使うと、別のキーワードだと判断します。
たとえば、ホームページの場合は、Webサイト、ウェブ、HPなど違う言葉で表すことができます。検索キーワードは同じ言葉が何回出現するか重み付けされますので、できるだけ絞り込んで使うほうがよいです。
新聞記事などと同じように、大見出し、中見出し、小見出しをつけて、本文を書きます。
そのとき、見出しには検索キーワードが含まれるように意識し、<h1><h2><h3>…とタグをつけて階層化していきます。<h1>が大見出しで、一番大切な言葉がぎゅっと詰め込まれている見出しにします。
また、本文に出てくる検索キーワードは<em><strong>タグで囲んで、強調します。
ロボットは、ホームページの文章を読み返して、どの言葉が重要か判定するということはしません。先頭から順に解析していくので、なるべく先頭に近い部分に重要なキーワードを配置するように考えます。
見出しタグは文字サイズも大きいし、余白も空きすぎる…という方へ
スタイルシート(CSS)を使うと、文字サイズや余白を調整できます。
ここでは詳しく解説しませんが、挑戦してみてください。
検索キーワードを意図的に、大量にページに配置すると、悪意があると判断されて、検索エンジンから除外されてしまうことがあります。注意してください。
できるだけ多くのホームページから、あなたのホームページにリンクしてもらいましょう。
ホームページを作成したら、まず検索エンジンに登録します。
一発太郎 http://ippatsu.net/TARO/ というホームページを利用すると、日本の主な検索エンジンに、すぐに登録できます。
また、ディレクトリ型の検索エンジンにも登録します。
次に、業界リンク集、地域リンク集などにも登録し、知り合いのホームページからもリンクしてもらうようにお願いします。知り合いの場合は、こちらからもリンクするとよいですね。ただし、アクセス数アップが狙いだけの相互リンクサイトは、リンクされたとみなされませんので注意してください。
ホームページを使って上手に集客している会社の中には、ドメインを複数取得して、事業部や製品ごとに別のホームページを開いており、互いにリンクしています。
費用に余裕がある場合は、インターネット上での露出度も高くなるので、有効な手段です。
無料のブログサービスを複数利用する方法もあります。
事業部ごとにブログを立ち上げ、そこからホームページにリンクします。
ブログ型ホームページやブログならば、ブログ専用の検索エンジンに登録することも有効です。
ホームページで一番大事なことは、お客様にとって有益な情報を提供し、自分の会社のファンになっていただくことであり、製品やサービスの売り上げアップにつなげることです。
たとえ、検索エンジンの検索結果で1位にならなくても、お客様にとって魅力的なホームページであれば、売り上げにつながっていくのです。
また、検索エンジン対策を必死にして、ホームページの訪問(アクセス)数だけ増やしても、あなたの会社の見込み顧客になってくださるお客様を誘導できなければ、売り上げアップにはつながりません。
I&Dの法則で、お客様の役に立ち、心を動かす情報を掲載することが1番目、
2番目が検索キーワードを選定すること、
そして、3番目に検索エンジン対策のテクニックがくるのです。
このことは、Googleの「ウェブマスター向けガイドライン」をお読みになると、納得できるかと思います。
Googleに掲載しやすくする品質ガイドラインの中には、
「検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を考慮してページを作成する。」
http://www.google.co.jp/support/webmasters/bin/answer.py?answer=35769
という1文がありますよ。
検索エンジンにだけ適しているホームページを作っても、それは優良なホームページだとみなされないというわけですね。
ホームページは、広告やチラシと違って、ずっとインターネット上に公開されているものです。一度検索エンジン対策が上手くいったとしても、あなたと同じように一生懸命検索エンジン対策をしている競合する会社があるので、すぐに順位が入れ替わってしまうこともあるでしょう。
ホームページは、継続的に育てていくものと考え、継続的に検索キーワードを見直したり、文章を少しずつ変えてみたりして、内容を充実させていくことが大切なのです。