いい会社だから4人で参加できたんじゃない。いい会社にしたいから4人で来たの。

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札幌の会社から4人でエクスマセミナーに参加していると、「いい会社だね」って言ってくださる方も多いんです。

4人分のセミナー代と交通費と宿泊代。それを考えると、ちょっとした経費です。

それを払うことを承認してくれた社長とみなさんに感謝しています。
4人そろってエクスマセミナーに会社の経費できている。ここを切り取ると確かにいい会社です。

だからと言って、会社の中でエクスマが理解されているかと言えばそうでもない。

エクスマのことを理解しているから、4人もセミナーに参加させてくれたわけではない。
社員教育にすごく力を入れていて、利益もあるから社員をいろんなセミナーに参加させている会社でもない。

いい会社にしたいから、エクスマを浸透させたいって思って参加した。

ただそれだけなんです。

今回4人で出張したことも、もしかしたら本当は快く思っていない人もいるかもしれない。

でも、私はいま会社には新しい取り組みが必要って思っていて、エクスマで突き抜けようとしています。だから、そういう声があったとしても気にしない。その代わり、コツコツコツコツコツ情報発信を続けて、お客様と関係を作って楽しく仕事をしたい。そんな考えから、今回は4人でエクスマセミナーに参加しようって思いました。

私以外のメンバーが、藤村先生やサポート講師のみなさんから直接エクスマの話を聞いて、そこに来ている人と関わりをもって、何かメッセージを受け取ってほしいと思ったから。それはすごい経験になります。

エクスマセミナーの当日、千歳空港に集合した4人

こんにちは。小さな会社の経営者の夢を叶えるWeb屋さおりんです。

エクスマセミナーから戻った次の日、札幌市民吹奏楽祭に行ってきました。実は私、高校生のときに吹奏楽部にいて、クラリネットを吹いていたことがあるんです。事情で3年生まで続けられなかったんですがね。

「飛鳥」という曲がよかったです。こんな幻想的な曲です↓

ソーシャルメディア班を作った理由

正文舎の創業は昭和9年。札幌市内では創業80年を超える老舗の印刷会社というイメージが強いです。そのイメージを払拭しようとしているのが、10年前に社長に就任した3代目の岸。

「印刷会社ではなく、正文舎を引き継いだ。」と言って、当初は別にWeb会社を立ち上げました。私はそのWeb会社の立ち上げに関わっていて、もともとの正文舎の社員ではありません。2014年に正文舎に来て思ったことは、リアル営業だけで売り上げを維持することは難しいだろうなっていうこと。

社長がいくら「変わろうぜー」って言ったところで、それだけでは行動を変えることはできません。過去から今までの時間で、みんなのひとつのひとつの選択が今の会社の状況を作ってきているからです。意識しているかどうかわかりませんが、その今の会社が「よい」と思っているんです。何かを変えるには、今を支えてる価値観を変える必要があります。

経営者は社会の変化や、業界の動向などを知るので「これはやばいなー」って感じていても、会社の日常はそれほど変わりないんです。目の前に仕事があって給与も滞りなくでている状況では、社長の気持ちを自分事にすることは難しい。何も困っていないからです。

でも、社会は変化しているのに、私たちは大丈夫って何もしなければこれは危険。水から徐々に温められたら、カエルはそのまま沸騰した水の中で死んでしまうって状況になっちゃう。

で、私が考えたことは、「エクスマ」をどんどん会社に取り入れて行こうってこと。「個」を出して、お客様と対等な関係を作っていこう。フレンドリーな会社にしたいって思っています。

そのために、一緒にできる仲間を見つけよう、それも自分からやりたい人を見つけることです。これは私的には新しい選択でした。

2004年頃からブログは書いていて、ブログは重要って思っていたんです。だから、社員にも言っていました。「ブログはいいよ」って。

「ねー、みんな!これがいいからやろうよー」って声をかけて、「ブログを書いたかな?書いてね~」と状況をチェックしていたのがそれまでのやり方でした。そして、だんだん「なぜ、ブログを書かないの。うちの会社は営業マンはいない。発信することが頼りなんだよ」とか、まぁ言ってみれば強制してたんですね。怖い上司だったなぁ(^^ゞ

そんなんだから、会社のブログは続かないし、私は私でおもしろくない。みんなが負担になってくる。それにイライラする私。みんなちょっと不幸。

こんな大失敗をしているので、自主的に参加してくれる人で十分、そして、私は誰がどんな状況でも、自分はブログをやって、FacebookもTwitterもInstagramも思ったようにしようと思っていました。

そんな中で「やってみたい」と自分から参加してくれたのが、営業部の新井、徳永、そして総務部の下田です。

私は新しい選択をしてよかったなって、今は思っています。
ブログやSNSは会社の中では、重要でも緊急度の低い仕事に入ります。だから、ついつい後回しになっちゃうんですね。
ちょっと声掛けしたり、このためにやるんだよって話をしたり、目標の振り返りをすると、ちょっとさぼったり、後回しにしていたとしても、また気づいて発信するようになるからです。

自分でやりたいって思っていて、ブログやSNSを使うのは自分との約束ですからね。

たとえ情報発信をしなくなっても、私の責任じゃないし(^^ゞ

こうして、ソーシャルメディア班がブログやSNSで自分を出して、お客様や知り合った人たちといい関係を作っていって、それが会社の価値観を変えることになったら、やりたいって言う人が増えるんじゃないのかなって思います。それがいい(^◇^)

彼らにとっても、たとえ会社がだめになっちゃったとしても(そんなことにならないように私もがんばってるんですが)、ブログやSNSで積み重ねた実績があれば、ほかの会社でもうまくいくでしょう。

だってね、私自身もそうだんもん。
その当時はブログしかなかったけれど、会社が倒産しかかって一生懸命ブログをやろうって思って書いていたら、ブログセミナー講師のお仕事をいただいて、それが縁で岸に会いました。何かを一生懸命やっていたら、ちゃんと次の道が開けるんです(^◇^)
ホントだよ!

若者も道を切り開いている

新井と徳永は若いから、とくに「あなたたちは会社に感謝しなさい」「あななたちは恵まれている」って言われることが多いみたい。
でもね、私はそういう風に言ってほしくないんです。

新井と徳永は自分の意志で、道を切り開いているからです。
できるならば、そっちに注目していただきたいなぁと思うんです。

まず、私の呼びかけに対して、「やりたいです」って立候補したのは彼らです。誰に強制されたわけでもない。
「エクスマセミナーに行こうよ~」って誘ったのは私ですが、誘いたいって思う行動をしているのも彼らです。
だって、ちゃんとブログやSNSの発信を自分の目標に入れているんです。そして、自分との約束として行動している。感謝の話よりも、行動できていることの方が彼らの励みになるのではって思います。感謝はもう少し時間がたって、自分のいる環境を俯瞰できるようになってからでいいんじゃないのかなぁ。

東京にあるオフィスを見学してきたふたり。
こんなのびのびしているっていいなぁって思うのです

エクスマが楽しそうだからとりあえず参加しているのか、エクスマを本気で自分の仕事に取り入れたいのかは、日々の行動でわかります。

今回のエクスマ新春セミナーのあとが、周囲に理解してもらういい機会です。
あのときに行ってもらってよかったねっていうようになればいいなっ。
そして、来年もソーシャルメディア班は全員でエクスマ新春セミナーに行きたいんです。人数も増えているといいなぁ。。。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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