Webで成功するポイント 「集客」と「成約」。ホームページで成功するには、2つのポイントがあります。

Webで成功するポイント

ホームページ成功の2ステップ

ホームページで成功するには、2つのポイントがあります。

それは、「集客」と「成約」。
ホームページの効果が上がらない主な原因は、訪問者を集められない(アクセス数がない)か、もしくは訪問者に必要な情報がなくて直帰したり、途中で離脱してしまっているからです。
もしかしたら、集客と成約の両方に問題がある場合もあります。
つまり、訪問者をたくさん集め、直帰や離脱が少なく、成約率が高いホームページを作れば、成功するのです。

原因を探る

ホームページで思ったような効果が上がっていない。
そのように感じたら、まずは1か月~3か月はアクセス解析をしてみましょう。
その結果を見ながら、どこに問題があるのか探します。

1. 到達目標は何ですか?

現在は誰でもホームページを作ろうと思い付く時代です。漠然と思っているだけでは成果が上がらず、ほかのホームページに埋もれてしまいます。
まずは、ホームページの到達目標を、明確にしましょう。
ホームページから、月に何件お問い合わせがほしいですか?
ネットショップの場合、月商はいくらほしいですか?
具体的に、文章で表現してみましょう。

2. 訪問者数(アクセス数)はどのくらいですか?

アクセス数は目安にすぎず、多く集めればよいというものでもありません。ですが、ある程度のアクセス数を集められないと、成約数も上げられません。
ホームページから実際にお問い合わせを得る割合は、一般的にホームページで約0.2%~0.5%とも言われています。
かなり優秀なホームページで、5%とも言われています。

仮に1か月の訪問者数が100件だったとしたら、優秀なホームページで成約できるのが5件、一般的なホームページでは一件も成約できないということになります。
成約率をもとに月に何件の訪問者数を集めればよいか、確認してみましょう。

3. 直帰率は何パーセントですか?

直帰率というのは、ホームページを訪問したページを見ただけで、ほかのホームページに移動した人の割合を示します。直帰率が高ければ高いほど、お客様の役にたっていないホームページになります。
直帰率はできれば40%台に留められるように、ホームページの文章を見直したり、バナーやボタンの表示位置を変更するなどの施策をするとよいでしょう。

ホームページに人を集めるには

ホームページは「待ち」のツールなので、訪問してもらってはじめて力を発揮できます。ですから、ホームページを公開したら、さまざまな方法で広報して自分のホームページに誘導しましょう。

インターネット上には、ブログ、mixiやfacebook、Twitterなどのソーシャルメディアなど、無料で情報を発信できるツールが多数あります。できるだけ多くのツールを利用して、自社のホームページに誘導しましょう。

公開したばかりのときは、リスティング広告も考える

ホームページを公開したばかりのときは、検索エンジンで検索されないことがあります。検索エンジンで検索されるようになるまでは、Webサイトの誘導に力をいれます。
検索エンジン画面の上部と右側に表示できるリスティング広告は、有料である分上位に表示されやすくなります。検索エンジンで検索されない期間は、リスティング広告に費用をかけて、広告枠にWebサイトが表示されるようにし、順位が上がってきたらリスティング広告のほうをとめるという手段もあります。

売る商品・サービスに適した施策を

独自で運営しているオンラインショップだったり、価格競争が激しいサービスの場合は、SEO対策に力を入れる必要があります。検索エンジン上では、競合他社がすでに激しい競争をしているのですから、それに負けないで上位に表示させる必要があるからです。
ニッチな商品の場合は、Webサイトの作りこみをしっかりしていれば、SEO対策のテクニックを駆使しなくても、検索エンジンの上位に上がってくるようになります。
ホームページだけではなかなか集客できない場合は、DMや折り込みチラシなどの紙媒体、展示会などへの出展、テレビDMなど他媒体のクロスメディアで、ホームページに誘導することも考えます。

ホームページの成約率を高めるには

アクセス数はそれなりにあるのに、ホームページからお問い合わせがもらえない。
そのような場合は、まずはホームページを客観的に見直しましよう。自分の目とアクセス解析データから、改善策を探ります。

すぐに確認すること : 「お客さんが必要とする情報が提供されているか」

ホームページは優秀な営業マンだと言われています。「営業」の視点でホームページをチェックしてみましょう。

説明がよくわからない、自分にとってどんなメリットがあるのか教えてくれない。
そんな営業マンからは、誰もものを買いたいとは思わないと思います。

お客様の役に立つ情報を提供すること。

ホームページをカタログ代わりにすること。それも大切です。低コストで全国にカタログを配布できるなら、効果的です。
でも、営業マンはカタログを配り歩くだけの役割ではありません。
お客様に役立つ情報を与え、悩みに対する解決策を提示すること。説得して購入してもらうことが大切です。

そのためには、まず、ホームページでも営業できているか、文章を読み直してみましょう。

親しみを持ってもらうこと。信頼してもらうこと。

人間対人間として、心のつながりができれば営業もしやすくなります。
飼っているペットの話でもよし、趣味のゴルフの話でもよし、共通項があれば距離は縮まります。しかし、ホームページでは、お客様の趣味などわかりません。

それでは、心のつながりを持つにはどうすればよいでしょう。
ホームページを訪問してくれた時点での共通項といえば、間違いなく、そこで扱う商品です。それなら、一番早道なのは、ホームページで扱う商品に対する「心」でつながることではないでしょうか。
商品に対する思い入れや取り組み方、自分自身の想いを伝えることがお客さんとのつながりを強めてくれると考えます。
例えば、その商品は他社よりも少し高額かもしれません。でも、他社の製品よりも使い勝手がよいのなら、その使い勝手をよくするために努力した工程を紹介することで、お客さんは感動してくれるかもしれません。

次に確認すること : 問い合わせが簡単にできるか

ホームページにお問い合わせ方法は書かれていますか?
お客様がせっかく興味を持ってくださったとしても、御社への連絡方法がわからなければ、問い合わせのしようがありません。
パソコンの画面を見たときに、ぱっと連絡先がわかるようにしましょう。
ホームページはデジタルの世界ですが、お客様はアナログ的なつながりも求めています。お問い合わせフォームのほか、電話やFAXなどでもコンタクトできるようにしておくと、親切だと言えます。
パソコンで決済まで行うオンラインショップでも、FAXでの購入を受け付けたら、売上が伸びたという例もあります。

その次に確認すること : アクセス解析データから施策を考える

アクセス解析を行うと、直帰率の高いページ、お問い合わせへ誘導できていないページ、クリックされていないボタンなど、ホームページの利用状況が数値でわかります。アクセス解析データを見ながら、改善案を考えます。

たとえば、下記の施策が考えられます。

お問い合わせへ誘導できていないページの場合

お問い合わせボタンは、クリックしやすい位置に表示されていますか?
とくに力を入れているページの場合は、メニューボタンのほかに、本文の下にお問い合わせボタンを入れると、クリックされる確率が高くなるというデータがあります。

ダミー

お問い合わせへ誘導するボタンがクリックされていない場合

お問い合わせボタンは、ぱっと見て目立ちますか? ボタンの色を寒色から、暖色に変更したら、クリック率が高くなったという例もあります。

アクセス解析データから、解決策を考え実際にその策を試してみます。次の月にはその施策で、本当に状況が改善されたか確かめます。
それでも、効果がなければ次の施策を考え、また実行するという、いわゆる「PDCA(Plan⇒Do⇒Check⇒Action)」サイクルを回しながら、ホームページを改善していきます。

ホームページの改善方法がわからないとお悩みの方へ

WEBサクセスにご相談ください。コンサルタントがアクセス解析に基づいて、Web集客戦略をご提案いたします。毎月、アクセス解析レポートを提出後に、直接訪問、または電話、Skypeなどで打ち合わせも行っております。
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