禁止事項は先に伝えよう ~ ネット+SNS時代に考えておくべきこと

公開日時:

最終更新日:

folder 情報発信

セミナーに、使われているスライドの写真を撮る。

講師に失礼ですか?

それとも講師を応援することになりますか?

これはあくまでも私の考えですが、
主催者と講師の考え方で、
失礼になったり応援することになったりすると思います。

スマホでカンタンに写真撮影ができ、
そのままSNSに情報をアッフできるようになった現在、
セミナー運営もそのことを頭に入れておくことが重要。

ノートと筆記用具でメモする人もいるし、
パソコンやスマホもメモする人もいる。
そして、写真で記録したい人もいる。

主催者と講師はこのセミナーでは写真はOKなのかどうか、
セミナー中の情報をSNSにアップしてもよするいのかどうか、
事前にルールを考えて、
講演会が始まる前に参加者にきちんと伝えるようにするとよいのではないでしょうか。

参加者は教えてもらわないと、主催者がどんな考え方をしているのか知らないのですから。

とくに撮影禁止、SNS禁止の場合は、
「今日のセミナーでは、写真撮影は禁止です。」と
事前に明確に伝えて、それでも撮影された場合は、
いったん講演を止めないと禁止する意味がないと思います。

情報はリアルタイムでアップされることもある

なぜ、セミナーの最初で言う必要があるかと思うと、
SNSで情報をアップロードするのは、セミナー後とは限らないから。

私が参加したWeb系のセミナーでは、
講師から「ハッシュタグをつけてTwitterでアップしてください」と
依頼されることもありますし、
私が勉強しているエクスマのセミナーでは写真撮影もSNSアップも自由です。

こんな習慣を持っている人間がセミナーに参加していたら、
おもしろいセミナーであればあるほど、
写真撮影もしたくなりますし、
セミナー中にSNSにもアップしたくなるのではないかなと。

20代前半からITの世界にいる私も、
SNS大好き人間。
だから、セミナーの冒頭でぴぴっときた言葉があったら、
即効でTwitterでつぶやくかも。きっと。

そうする理由は3つあります。、
びびっときた、よい言葉をみんなに伝えたい、
そういう感動したことを話してくれる講師をみんなに知らせたい
そして、自分の世界観を伝えたい

そういう風に思ってのこと。

だから、SNSが禁止だったら、
先に教えてほしいなぁって思います。

セミナーのあとに禁止と言われても、
すでに手遅れですからね。

SNS時代に柔軟に対処したい

セミナー中にスマホで写真を撮るか、
SNSに情報を流していいかどうかは、
もう主催者と講師の考え方次第。

良い悪い問題でも、常識非常識の問題でもなく、
主催者や講師の好みで決めてよいではないでしょうか。

でも、参加者は事前情報がないと、
自分の習慣で行動します。

だから、きちんと伝えるのが大事。

私が参加したセミナーを思い返すと、

藤村先生を初めとするエクスマセミナーでは
「積極的に写真を撮ってね」と言われますし、
作家のひすいこたろうさんや、
福島正伸先生は「写真撮影はしないでください」と言われました。

主催者側のポリシーがはっきりしているので、
行動がしやすいんですね。

カメラのシャッター音がバシバシなっている中で、
講師はとくに止めることもなく講演していて、
撮影はOKなのかなと思っていたら、、、

セミナーの中盤で、担当者がひとりひとりのところに行き、
「写真撮影はやめてください。
著作権があるので講師の失礼になる。」
と言っている姿を見て感じたことでした。

写真撮影もしてはいけないほど重要なことだったら、
最初に撮影しているときに、
講演を止めてでも、全員にやめてほしいことと
その意図を伝えた方が、
主催者の意図や気持ちも伝わるし、
撮影した人もばつの悪さを感じなくてもよかったのにね。

セミナーの最中に、
担当者が歩き回って参加者に話しかけていたら、
講師はそっちの方が気になっちゃうかも。
そうなったら、
あなたの方が失礼だよね~なんて思ったり。
講師が写真撮影がいやだったら、自分で止めると思います。

人の価値観はいろいろですね。

コメント

comments

 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ