自分の立ち位置を自由に切り替えられたら、仕事でも趣味でもスキルもぐんと伸びる

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folder 仕事力, 情報発信

自分の立ち位置、相手の立ち位置、第三者の立ち位置
意識したことがありますか?
ひとつの出来事でも、違う位置から見ると、目に入るものが違ったり、伝わってくることが違ったりします。

その違いを丁寧にみていくと、ひとりよがりの判断が少なくなり、気づきもたくさん生まれます。
この気づきが、自分を客観視できる力になり、スキルがグンって伸びるんだと思います。

こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。

コロナ禍で自宅にいる時間が多くなって、オンラインで始めたダンス。
最初は先生の動きにあわせて、体操のように動いているだけ。
できなくても、「まぁいいや」って気にしていなかったんです。
この頃は欲が出てきました。
自分ひとりでも踊れるようになって、誰かを勇気づけられたらいいなぁと思うようになりました。

そうしたら、レッスンで身体を動かしているだけではダメなんですね。
最近はせっせとひとりでも練習しています。

そして気づいたんですよ。自分の立ち位置を変えてみたら、もっとスキルがアップすると。

今日は、私の気づきの話をしますね。

踊っていたら、気づいたの~。
※ZEPETOというアプリで作りました

あなたはどの位置から物事を見ていますか?

まず、立ち位置の切り替えについて、ざっくり説明しますね。

私が日本語で「立ち位置の切り替え」って書いたのは、NLPの「ポジジョン・チェンジ」のことです。

ポジション・チェンジ

複数の人が同じ出来事を一緒に体験していても、その話をしてもらうと同じ話になると限りません。それは人によって、見え方・聞こえ方・感じ方が違うからです。ですから、自分の立ち位置だけではなく、相手の立ち位置や第三者の立ち位置から、その出来事を改めて振り返ると、新たな気づきが生まれるというお話です。

NLPのワークでは、あるシーンを思い浮かべて、自分の椅子、相手の椅子、第三者の椅子を用意して、実際に座る位置を変えながら、感じるものを話していきます。

この手法を使うと、人とのコミュニケーションで何か問題があったとき、3つの立ち位置からそのことを見てみると、凝り固まった考え方がゆるみ、解決策がみつかりやすくなります。

お芝居に例えるとわかりやすいかも。
ひとり芝居を除いて、お芝居をするには共演者がいますよね。そして、舞台を見ている観客がいます。

お芝居の世界で考えると、立ち位置はわかりやすいかも

自分から相手をみるか、相手から自分を見るか、自分と相手がいる舞台を客席からみるかが、ポジションチェンジの考え方。

私はこの手法を、自分の情報発信やプレゼン、何かの勉強にも応用できるって思っています。

目を覆いたくなる事柄に成長ポイントはある

プレゼン、情報発信、勉強、ダンスなど、何でもよいのですが自分がやりたいものがあるとします。

でも、自己流でこれでいいのかと悩んだり、取り組み始めても何だかうまくいかないと思って嫌になることありませんか?

そして、だんだん練習が億劫になって、プレゼン本番が近づいて慌ててしまう、
気づいたらブログを何か月も書いてなくてさらに嫌になる

なんてこともありませんか?

そんなとき、勇気をもって「自分の今の姿」を別の視点からみると、改善点がみつかるものです。
(自分の今の姿をみるって、なかなか難しいことでもあるんですが…)

私の体験を話しますね。
最近、私は自分が踊っている動画をたまにSNSにアップしています。
が、当初は自分の踊っている動画を撮ろうなんて1ミリも思っていませんでした。
でも、ダンスの先生が、レッスンの仕上げとしてミニ発表会として、ひとりずつ動画を撮るというのです。
かなり憂鬱でした(◎_◎;)

イメージ通りに踊れていなかったり、できていないところばかり気になっていました。

でも、ダンスが上手になりたいなとインターネットで検索してみたり、ダンサーの練習動画を見ていると、やっぱり自分の姿をチェックする必要があるってわかったんです。ふう。

それで、嫌々見ていた時もあるのですが、ある日、できているところにも気づいたのです。

おや、案外スムーズに動いているところもあると…

そうすると、レッスンの受け方も変わってきたんです。
先生と同じ動きができないときは質問するようになりました。
また、先生のアドバイスを注意深く話を聞けるようにもなってきたんです。

そのうちに、自分はいったいどんな姿をしているのか気になって、自分で動画を撮ってみることにしました。
あまりのできない自分に、おかしくなってきて、動画に自分を茶化すキャプションを入れてみました。

そんなことをしているうちに、おもしろいことも起こりました。

「ダンスができない」「振りが覚えられない」と、自分の立ち位置だけで見ているときは改善点まで思いつきませんでした。
でも、自分の身体がどう動いているのか客観視できると、こうしたらいいと解決策が見つかるんです。

これって何なのかなと思ったときに、自分の中での視点の切り替え、立ち位置の変更ができたんだと気づいたんです。

(自分の視点)私はこう踊りたいのにできてないのはなぜか

(相手の視点)それはあなたの重心が右に傾いたので、次の右足がでなくてステップが踏めないんだよ

なんて、自分の中で対話ができるようになりました。

編集していると、足が反対だったことに気づいて、ボツにしました。

発表の場を持つと劇的に変わるかも

この動画、私のスマホ内部に留めておくだけでもよかったんですが…
「踊っている姿がみたいよ」と言ってくれる奇特な方もいてくれましてね。

思い切って動画をSNSに投稿することにしたんです。そうすると、私の成長を見守ってくださる方がいるとわかったんです。本当にありがたいです。

動画を投稿するようになって、さらに変わったことがあります。

それは、観客を意識することです。これは第三者の立ち位置も意識できたということだと思います。
自分はこんな気持ちでこんな風に踊りたいけど、伝わるかなって考えるようになったんです。

そうすると、動画を撮る前の練習量も増えるし、動画を撮るときにも気合が入ります。
※ といっても、所詮ただの初心者が踊ってるだけですがね(^▽^;)

自分・相手・第三者の立ち位置を自由に行き来出来たら、伝わる発信・伝わるコミュニケーションが上手になると思います。

最初に現在の自分の姿を直視することが、できるようでできないこともいっぱいあります。
でもね、そこをクリアできれば、自分の達成したいことに近づくスピードが加速すると思うんです。

だから、あなたももしよかったら、立ち位置を変えてみて、自分のスキルを上げていきませんか?
私はブログやSNSの発信や、考え方を変える講座を通して、何かお手伝いできたらいいなと思っています。

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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