ニューヨーク滞在日記Day5 〜 セントラルパークで癒される

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folder 白藤沙織のこと

エンパイヤーステートビルからの夜景に感動し、ぐっすり眠った次の日も快晴☀️

マンハッタンで泊まったホテルは、ペンステーションに近い「Fairfield Inn & Suites New York Midtown Manhattan/Penn Station」っていう、やたら名前が長いホテルです。スーツケースを持ってホテルを探すのは大変かなと思って、地下鉄駅徒歩5分のこのホテルを選んだんです。

ホテルから見た風景。手間の建物は郵便局です。

ワッフルでひとり盛り上がる

で、このホテルは朝食付きだから、もう朝は食事の心配はいらない。さてさて、その日も朝から好奇心いっぱいの「おさるのジョージ(Curious George)」になってる私。

※学生時代に3週間ほどアメリカに滞在していたことがあって、何でもおもしろがってるので、「おさるのジョージ」みたいだと言われてました。おさるのジョージがわからない方は、こちらを見てね。→ http://www.nhk.or.jp/anime/george/

まず、朝食会場に入ってふと見ると、何やら焼き物をしている人たちがいる。よく見ると、ワッフルが焼けるらしいんです。あー、おもしろそう。

これがワッフル焼き器です

でも使い方が今一つわからず、先に焼いている人をガン見しながら、”Can I see you? I don’t know how to use it.”(あなたを見ていい? どうやって使うかわからないの。)と聞いちゃいました。そうしたら、その方は懇切丁寧に、焼き方を教えてくれましたよ。

なんかヘンだけど、一応焼けた!

私の次に並んでいた人は、ワッフルにつけるシロップには普通のシロップと砂糖なしがあることも教えてもらうなど、めいっぱい周囲の人を巻き込んでしまう私。それから目に入ったのは、パンが置いてあるコーナーにあったイングリッシュマフィン。私、大好きなんです。

イングリッシュマフィンはこんなの。
無料写真サイト「写真AC」でみつけた素材です
そこにはトースターが置いてあり、パンが焼けるようなのです。またまたそこで使い方がわからず、指導を受けました。写真を撮り忘れちゃったけど、パンを取るためのトングのケースにナイフもセットされていて、半分に切れるようになっていたよ。それにトースターはぐるりと一回転して焼けてくる仕組み。文章で書いてもわからないね。。。

まっ、とにかく面白くてワクワクしながらパンが焼けるのを見ていたと思ってください。

生野菜はなかったものの、ワッフル、パン、シリアル、ソーセージ、たまご、果物、ヨーグルトとそろっていて、充実した朝食が食べることができました!

食事が終わって帰ろうとしたら、スタッフの人が”Do you enjoy breakfast?(朝食は楽しめたかい?)”と声をかけてくれました。まぁ、あいさつですね。でも私、”Yes, It is first time for me to use a waffle machine.That’s fun!American machines are wonderful.”(ワッフルの機械を初めて使ったの。おもしろいね。アメリカの機械はすごいねー)とか興奮して話して、”Can I take a picture of machine?”(機械の写真とってもいいですか)とか言ってたんで、スタッフの方もニコニコして”Sure!(もちろん)”と言ってくれてましたよ。まぁ、あなたそれはよかったねーって感じ。

ワッフル焼き器で幸せになるさおりん。

セントラルパークの気を感じて

なんだかんだ、朝食で目いっぱい楽しんだあとは、セントラルパークに行きました。

セントラルパークはマンハッタンの中心にある人工的に作られた広大な公園です。のんびりとお散歩している人、ジョギングしている人、観光客、おさるのジョージ(笑)といろんな人が集まって、思い思いに楽しんでいましたよ。

地下鉄86ストリート駅からセントラルパークに入ったところです
貯水池がすぐ近くにあります。
大きな木だなぁ
ヨガの立ちポーズのまね!
ニューヨークの市長さんらしいよ
花も咲きだして、すっかり春ですね

お天気がよいので、そのままセントラルパーク内でランチ。前の日に行った中華&南米料理のレストランから持ち帰った料理がこの日のご飯!食費が高いので、節約・節約。

(アメリカでは、食べきれないときはレストランに頼むと、パックに入れてくれるんですよ)

人生初のウーバーに乗る! 

さて、この日の午後はゆかぽんのお友達が個展を見に来るというので、再びブルックリンに戻りました。少し慣れてきた地下鉄に乗って、ハイストリート駅を目指します。

が、が、が、、、

地下鉄のしくみをわかってなくて、違う線に乗っちゃったぁ。ニューヨークの地下鉄のプラットフォームは、系統ごとになっていないんですね。入ってきた車両の番号とか行き先をみて、自己責任で地下鉄に乗ります。違う線の地下鉄に乗ってしまったんです。

詳しくは「超えなければならぬニューヨークの壁」って記事に書いたので、読んでねーー

途中で、「あれれ? 思っていた駅にならないよーー。何か変」っ気づいて地下鉄を降りて、どのあたりにいるのか確かめました。グランドストリートという駅にいて、方向としてはブルックリンにむかってました。が、ちょっと違う。地上でタクシーを拾うことにしましたが、タクシーはあんまり通らないのです。どうしよう。。。ってことで、ウーバーに乗ろうって提案しました。

人生初ウーバー。どこにいるのかわかんないのに、スマホのGPS機能で運転手さんが迎えに来てくれる優れもの。アプリで運転手さんの名前や、車両番号なども確認できるから、怪しい車に乗る心配もない。行き先はアプリで指定するから、運転手さんはすでに行き先を理解しています。イエローキャブ(タクシー)よりも高めだけれど、ニューヨーク初心者には便利です。

歴史・文化を語る

ブルックリンのOUCHI Galleryで無事にゆかぽんのお友達に会えひと安心。

そのあと、ギャラリーに来たお客さんとゆかぽんが話している間、ニューヨーク在住のお友達といろいろ話し込んでいました。私のアメリカ観は、ほかの日本人の人とはちょっと違うかもしれないって話もしました。どうしてこんな話になったかはもう覚えてないけれど、、、

第二次世界大戦での敗戦、原爆、進駐軍などなどの経験があって、アメリカにマイナスのイメージもある日本人も多いなって私は感じています。

ですが、、、

私はいつかアメリカに行ってみたいと憧れていました。ひとつの理由は、星新一さんの「明治・父・アメリカ」という小説を読んでおもしろかったから。星製薬を創業した星新一さんのお父様、星一さんのストーリーです。20歳で単身渡米して、住み込みで働きながら英語を習って、製薬会社を作るまでのお話です。

でも、もうひとつ私の個人的な背景もあるんだということに、大人になってから気づきました。私の父は現在はロシア領になっている樺太育ちで、第二次世界大戦後に日本に引き揚げてきた人です。お盆やお正月に親せきが集まり、お酒を飲んで酔っぱらってくると、樺太の話や引き揚げのときの話をしていました。

その話をつなぎあわせていくと、ロシア軍が当時の日本人コミュニティに進軍してきて、相当怖い思いを経験していたみたいなんですね。そんなときにアメリカが戦争を終わらせたということになったので、アメリカびいきのところかあったようです。

私はと言えば、小さな頃からそういう話をずっと聞いていたのですから、やっぱり影響を受けていると思うんですよ。

で、父方のいとこは「私たち、やっぱり大陸の血を引いてるよね」って言うんです。「たち」って私も含まれるのか。。。私、ホントあんまり話さないし、消極的だしって自分で思ってました。そういう面は確かにあるものの、本当に消極的で引っ込み思案ならば、見ず知らずのワッフルを焼いている人に自分から焼き方を聞いたりしないよね(^^ゞ

たぶん、いとこの表現を借りると「大陸の血」をひくから、アメリカ大陸にきてのびのびしているんじゃないのかなぁ。。。と、そんな話をお友達としていましたよ。その方は「すごく面白いから、どんどん情報発信してください」って励ましてくれました。「単なるアメリカにあこがれて、ニューヨークに来ましたって話じゃないものね」とうれしいことを言ってくれたんですよ。

その次は、トランプ政権のことに話が移り、当然直後は有色人種は発言を控えようという雰囲気になったと教えてくれました。有色人種は立場をわきまえなきゃならないと、ちょっと怖かったと教えていただきましたよ。ただ、オバマさんのときは各人種の人たちが自由にバラバラでいたけれど、トランプさんになってから協力しようって雰囲気にもなっているそうです。興味深いです。

私、こういった歴史・文化・社会理念などなど、いわゆる社会科に含まれるテーマで話をすることも好きなんです。

だって、私、国際関係学科卒だもん。一日中だって話せます(へへっ)

この日はダンボの近くにあるギャラリーから、地下鉄でウィリアムズバーグに行く予定になっていました。が、迷子になったあたりから、予定がどんどんずれていき、、、夕方にチェルシーにあるギャラリーで開かれる、日本人アーティストの合同展のレセプションに行くことになっていました。時間がないこともあり、ウィリアムズバーグ行きは、今回はあきらめました(・ω・)ノ 次にニューヨークに行くときは、必ず訪問したい地域です。

この日も長い一日でした!

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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