一緒に連弾したかったね

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folder 白藤沙織のこと

今日は休日で、特に予定もない一日。

時間がたくさんあるので、久しぶりにピアノを開けてみた。

ちょっと前まで、LA LA LANDの「エピローグ」を何とか弾けるようになるまで練習していたな。でも、6月はピアノに触っていなかったから、指の動きもままならず。。。

自分が出す音も、今日は気にいらない。ふう。

次に何を弾こうかなって思ったら、ふと「ピアノ名曲集」って楽譜が目に入った。

この楽譜には、「エリーゼのために」「子犬のワルツ」「月光」「アルプスの鐘」「狩の歌」「ノクターン」「トルコ行進曲」などなど、ピアノを習っていた人ならばおなじみの曲が入っている。ぱらっとめくって、モーツァルトの「トルコ行進曲」に決めた。

私は子どもの頃にピアノを習っていたのだけれど、この曲は弾く機会がなかった。

ひょんなことから、大人のためのピアノ発表会に出る機会があった。それから、少しずつ独学で練習していた曲なのだ。だから、案外スムーズに弾ける。

楽譜を見ていたら、一緒に発表会に出ることになった知り合いを思い出した。

楽譜をみると、なんでも弾ける気分になるんだけれどね。

彼も子どもの頃ピアノを習っていて、一定のブランクがあったあともう一度ピアノを弾くようになった人だ。

「夢中になって練習して、仕事はそっちのけなんだよ」なんて話をしていたなぁ。

ピアノを弾いているときは、とっても楽しそうだった。

2回ほど発表会で会って、それぞれ自分の好きな曲を弾いたように思う。

連弾をしたいね。

そんな話もしていたな。

連弾は、ひとつの曲を2人で弾くもの。ソロよりも私は好きだなって思っている。

時間があったら、、、

なんて思っていたら、それはもう不可能になった。

彼が急逝したからだ。

時間があったら、、、

人はそんな風に思うけれど、したいことは時間なんか気にしないでした方がいいのだな。

今日は改めてそう思った。

連弾したいならば、ちゃんと曲を決めて、練習する日を決めて、ピアノを借りればできる。

その一歩も踏み出せなかった。

ちょっぴり残念なのだ。

今日は暑い一日だった。

ピアノを弾くのは案外体力が必要で、指の準備ができていない私は、トルコ行進曲を前半まで弾いて休止。

Amazonプライムで、のだめカンタービレを見ていたら、のだめがモーツァルトの「トルコ行進曲」を弾いていた。偶然だね。

いつか、いつか。

待っていても、いつかなんて永遠に来ないよ。

ホントだね。

そうつぶやいてみた。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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