iPhoneが壊れたらどうしようって思っているアラフィフ女子に役立つと思われる話

公開日時:

最終更新日:

folder アラフィフ女子のためのIT講座

「iPhoneは生活必需品。」「iPhoneがなかったら困る!」 そう思っている女子の方も多いと思います。

そのiPhoneが突然動かなくなったら、どうしましょうか?

これは母のiPhone

脅しているわけではないのですよ。備えは大事だと思うから。

「機械のことは全然わからなくって」という方も、ちょっとしたことを知っておくと解決しやすくなります。

というわけで、先日iPhoneの画面が真っ暗になり、絶望的な気持ちになった私が、iPhoneのトラブルに備えて、これをしておいたらいいよってことをまとめます。

あっ、この記事は機械があんまり得意じゃないなっていう、特にアラフィフ女子向けです。自力解決を前提としている若者には、まったく役に立たない記事だし、俺は使いこなせてるぜ~って思っている40代くらいの男子には腹立たしい記事かもしれません。悪しからず。

AppleID、パスワードは必ずメモしておくこと

まず、「これだけは絶対にしておいてね」ということを書きます。

「わかんなくってぇ」と人に頼ることになりながらも、ここを押さえておくと、「お前、めんどくさいやつだな」って思われることは少なくなと思うのね。

それは、、、

AppleIDとパスワードはメモして、大切に持ち歩く。

復旧には、AppleIDとパスワードの入力が求められます。記憶に頼れる場合はいいけれど、自信がない場合はメモしておくことをお勧めします。

誰かに設定してもらって、何なのか全然わかんないって方は、今すぐ設定した人に自分のAppleIDとパスワードを紙に書いてもらいってください。
そしてその紙は、クレジットカードやお金、健康保険証と一緒に大事に持ち歩きます。もしくは、人には絶対に見せない手帳などに書いておきます。問題が起きたら、すぐに取り出せるようにするんですよ。これだけで、ことの半分は解決できます。

ほんと、ほんと。

だってねー、これさえ覚えておけば、親切な人がいくらでも助けてくれるから。自分だけで解決しなくてもいいのよ。

問題が起きた時の状況をとにかく言いまくる

iPhoneはコンピュータの仲間です。

IT業界にいる私、はっきりいいます。コンピュータにはバグ(不具合)が潜んでいるときがある。だから、たまに変な動作をすることがあります。変な動作を正常に戻すときは、「再現」といってどんな操作をするとその状況になるのか、原因を突き止めていきます。できるだけ詳しくそのときの状況を知ることが大事なんです。

だから、問題が起こった時は「iPhoneが動かなくなっちゃったー」と漠然と言っても、解決に結びつきづらいんですよ。具体的でないから、「そうなんですね」とかしか答えられない。

だから、どう動かないのか。何をしたら動かなくなったのか、具体的に言うのがコツです。

わかんなーいって場合も、がんばって思い出してくださいね。ここも大事。

例をあげると、こんな感じです。

「あのね、iPhoneを使ってたら、画面が突然真っ黒になっちゃったの。いくらボタンを押してもなーんにも表示されないの。」

「画面が真っ暗になったときはね、Twitterをやっていて、そのままGmailを起動したんだよね。そしたら、Gmailが起動せずに、画面が落ちた感じになったの。」

「画面に何にも映んないから、電源を落とすこともできないのさぁ。」

「でもね、スクリーンショットはとれるし、ホームボタンをがちゃがちゃ押してたらSiriがなんか言うの。電話もかかってくるし、目覚ましもなるんだよね。iPhone自体は動いているみたい」

とか、とにかく何でもいいから具体的に言うことがコツです。とにかく自分の記憶をたどって、思い出したことは全部口に出しましょう。

そうすると、聞いている人がどんな問題が起きているか、徐々に把握できてきます。そして、解決のためのアプローチも思いつきます。

私などトラブルが発生した直後から、iPhoneがどんなことになっているのか、Twitterでつぶやいていました(^▽^;)
解決のためのヒントをもらえたらいいなって思ってたしね。

iPhoneがいかに変か具体的に具体的に言い続けてたら、きっと現れます。救世主が。ほらね。

神はいた! 初期化の方法、具体的に教えろーって思ったけど(^^ゞ

パソコンとiPhoneをつないで、一度はiTunesを起動する

あと、これは上級編になってしまうかもなんですが、もうひとつこれはやっておくと便利よってことがあります。

それは、バックアップをとること。(^▽^;)

そんなの当たり前だろ!
バックアップは常識だよ!

これは、機械に興味があるとか、iPhoneが好きとか、そういう方々の言い分なんです。

「問題が起こんないのに、わざわざ、わけわかんないことなんかしないわよー。」
これが機械が得意じゃない、アラフィフ女子の本音ではないでしょうか。

うん、わかんないしし、めんどくさい。確かにめんどくさい。私もめんどくさい(>_<)

ですがね、ここでなぜバックアップが必要か、ちょっと書いておきます。

iPhoneを復旧しようとすると、iPhoneが記憶喪失になり、自分が使っていた状態をぜーんぶ忘れてしまうことが多いの。次にiPhoneが起きた時は「Hello」とか「Hola!」とかいろんな言葉であいさつをしてくれて、自分が何語を使っていたのかさえ忘れています。インストールしていたアプリなんかありません。

まぁ、この状態でも使えないよりはずっといいので、文句は言えませんがね。

私など、まぁ普段のしがらみも全部なくなっていいかもしれないぁと思ったんですが、よくよく考えると、連絡したい友達のメールアドレスとか電話番号、LINEとかメッセンジャーとかの情報、写真がなくなっちゃうのはやっぱり悲しいなぁと思いました。

iPhoneに記憶を取り戻してもらうには、バックアップしたデータが必要なんです。

とはいえ、めんどくさそうな作業じゃないですか。毎日やること満載でそんなことやってらんない女子も、時間があるけどなんとなく怖いなと思っている女子も、まずこれをやってみてください。

iTunesを起動して、iPhoneとパソコンをiPhoneの電源ケーブルとでつなぐ。

「わかんないの~~」と思った方は、誰か親切な人にiTunesをインストールしてもらいましょう。そして、ついでにiPhoneのバックアップをしてもらうといいですよ。この作業はそこそこ時間がかかるので、ランチをおごるなど感謝の気持ちを具体的に表しておきましょう。その方は、この先もお世話になることがあるかもしれませんから。それに、iPhoneが買ったときのまっさらな状態になって元に戻せない事態に比べたら、ランチ代は安いものです。

さて、バックアッフをとってもらったあとは、たまにiTunesを起動して、パソコンとiPhoneをつないでみます。そしたらね、なんか勝手に「iPhoneと同期します」とかメッセージが表示されるから「OK」ボタンを押します。

これだけで、何とかなります。

念のために言っておきますが、私はこの作業はひとりでできます。さすがにIT屋ですからね(^▽^;)。

iTunesでバックアップをとっていたことなどすっかり忘れてましたが。。。
バックアップとってないよ。やばいよー。とか焦ってたんですが、画面が真っ黒なiPhoneをパソコンにつないでみたら、「iPhoneと同期します」とか表示されたんですよ。

そのあと、iTunesを起動したら、なーんと私のiPhoneが認識されていました。命がつながったと思いました。
(こんな感じですが、とくに大きな問題も起こさず、IT屋もう30年くらいやってます。)

あっ、初期化されちゃっていいやーって大胆な方は、この作業はしなくてもいいです。

アプリのIDとパスワードリストを作る

最後にお勧めしたいのは、LINE、Facebook、Twitter、Instagram、Gmailなどなど、アプリごとにIDとパスワードを書き留めておくこと。iPhoneが復元したときは必要ないのですが、万が一のためです。

アプリでパスワードを管理とか、そういう便利で効率的なことはあきらめましょう。手帳に書いておくことが一番わかりやすいです。どこに書いたのか忘れないためにも、私は手帳に書くのが一番いいと思います。

手書きかよー、紙かよーとか言われそうですが、仕方がないじゃん。そういう世代だもん。受験のときは、ペンで書きまくった世代だもん。それより、パスワードを忘れて大騒ぎするよりも、ずっとエレガントだと思うんですよ。

コメント

comments

 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ