贈り物 ~ Gift

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folder 白藤沙織のこと

ギフト(Gift)という英語は、「贈り物」っていう意味。
そして、「才能」っていう意味もあります。
人は誰でも、生まれてきたときに神様から「贈り物」をもらっている。それがあなたが得意なこと。好きなこと。

そう考えると素敵だなぁって私は思います。

才能って考えると、私なんかとてもとてもと思っちゃうかも。だけれど、好きなこと、得意なことって言い変えてみれば、あぁこれかなってみんな思うはず。

それを大事にできるといいですよね。

みんな、贈り物をもらっている。それが個性であり、才能だと思うの。

こんなブログを書こうかなって思ったのは、今朝ふと「あぁ、これが私がもらった贈り物なんだな」って思ったんです。

物語を聞くのが好きだった頃

私は本を読みながら、あれこれ空想することが好きです。
だから、お人形遊びが大好きだった。いろんな物語を作りながら人形遊びは何時間でもできました。
この空想力、間違った方向に行っちゃうと心配性ってことになるんだけれど、いい方向になると仕事でも生きてくるんです。物を書いたり、企画をするってことは、何かしら未来をみつめてイメージして、想像すことですからね。質が高いとかそういうことは抜きにして、ホームページを設計するのは大好きです。

この贈り物、私は母と叔母を通してもらったように思います。

私が幼稚園に通っている頃、母はお昼ごはんのあと必ず「本を持っておいで」と私に言って、私が持ってきた本を読んでくれました。毎日、毎日、コーヒーを飲みながら、一話ずつ私に読んで聞かせてくれるんです。

子どもの私は気に入った同じ本ばかり持って行くので、「また、この本かい」とか言いつつも、声を出して読んでくれました。私はこの時間がとても大好きで、楽しみでした。

もう一人、母の妹、つまり私の叔母も面白い人で、私に会うとトッポジージョというキャラクターを主人公にして、空想の話をしてくれました。小さな私は叔母さんに会うのが楽しみで、「トッポジージョ」とばっかり言ってました。もう話の内容は忘れましたが、即興で思いついたことを口にしていたことは私にもよくわかっていましたが、それがとっても面白かったのです。

まだ、本能で生きているような年齢だったから、私の頭の中では本当に物語の主人公が出てきて、一緒にいたんだろうなぁと思います。

そしてこういう母と叔母がいたから、私自身が母親になったとき、やっぱり自分の子どもには同じことをしていたの。
絵本も読んでいましたが、「ミッキーマウスとみみりん(娘)」とか「桃太郎になったみみりん」とか、寝る前に思いつくままいろんな話をしていました。
娘も自分が主人公になっているから、わくわくして聞いていたようでした。

で、その話を保育園の先生にして、保育園では娘は不思議ちゃんになっていました。
「昨日ね、公園で遊んでいたら、ミッキーマウスがきてね。一緒に遊んだの。」とか先生に急にいうとびっくりしちゃいますよね。私が毎晩、娘に空想の話をしているとわかるまで、先生はどうしてこの子はこういう話をするんだろうと思っていたみたい。不思議ちゃんにしていたのは、母親のわたし(笑)

小さな子は空想の世界で十分楽しめるって、自分の子どもをよく見てわかるので、トッポジージョの話を聞いていた私も、相当楽しかったんだろうなぁ。

ちょっと大きくなった私も、本を読んだり、モノを書くのが好きでした。
そして、その後もモノを書くことで人生切り抜けてきています。大学入試も、仕事もね。

ギフトは平等に与えられたもの

好きなことって誰にでもあるから、それが自分の力を伸ばす出発点だと思います。
何かしているととっても楽しいってことがね。

だけれど、脅迫的に好きなことしなきゃ、楽しまなきゃって思う必要もない。
まして、何かも思いつかないって落ち込む必要もないのね。

楽しめないときは楽しめないでいいんじゃないかとも思います。好きなことなんか思いつかないときは、それでもいい。才能なんてないと嘆いてもいい。今はね。
そういう気持ちを全部吐き出しちゃえば、自然に思いつくと思います。

好きなことがなかなか見つからない、わからないって場合は、嫌いなことを考えてみるのもいいかもね。嫌いなことは、それが好きなことではないってわかるでしょう。消去法でどんどん取り除いたら、好きなことが残るかも。きっとね。

何しろ、神様にもらっている贈り物なんだから。

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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