ものすごい落ち込みから抜け出す方法

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folder 白藤沙織のこと

いつか話してみたいと思っていたテーマ、「ものすごい落ち込みから抜け出す方法」ってテーマで講義をしました。私の話を聞いて何か行動してみるとか、何もしないとか、そういうことは自由。でも、誰かに響けばいいなって思って企画してみました。

本当はやりたいことがあって、笑顔で生きたいって思うのが人間の本質。だったら、ものすごく落ち込んで苦しいだけでは、人生はあまりにももったいない。

自分のしたいことをしようよ。笑顔になろうよって私は思うのです。

心から笑えることが、一番の幸せなんだよね~~

そういったことに取り組んでいて、やっと今日の話ができた。20年くらい取り組み続けたことが、形になってよかったなと思っているところです。

まずは決めることから

落ち込むこと自体は、人間だれしもある。それは全然悪いことではない。私は喜びや感動のほか、怒りも悲しみも落胆も、すべての感情は必要だから人間が持っているのだと思うのですよ。必要だからそうなっていると思うのね。だから、落ち込んだときは、落ち込みましょう(;’∀’)。その方が変にポジティブであるよりも、健康的ですよね。

でもね、落ち込み過ぎているとか、自分の思うことができない感じがして苦しいとか、いやなことが頭から離れないで困るとか、この生活を変えたいって思うならば、することがひとつあります。

それは、「自分からここを出る」って決めること。

そろそろ出たいのに出られないっていう場合は、思い切って一歩踏み出しましょう。どうやって出るのとか、方法を教えてほしいとか、いろいろ考えてしまわないで、「私は出る!」と決める! これ大事!

あっ、なぜ私は「ものすごく落ち込んだ状態から抜け出す方法」というテーマで話をするかと言いますと、3度ほど「ものすごく落ち込んだ経験」をしているからです。

強迫神経症ぽくなっちゃったり、身体を壊したり、まーまーたいていの人が「したくない」って経験もしました。へへっ(^^;

それで思うのはね、そうなった理由をずっと探しても、問題は解決しないってこと。自分の不幸の理由をずっと探して嘆き悲しんでいても、何も変わりません。だって、もう過去のことだから、本当の理由なんてわからないから。

「私がこんなに苦しいのは、親がこうしてくれなかったから」とか、「愛情をもらえなかったから、こうなってしまった」とかとか、思い当たることはあってもそこからどうするのか未来を考えないと不満の渦はどんどん広がるんだな。こういうときは、いっこうに望んでいる方向に進みません。

起こってしまったのは事実なのよね。

それでね、事実は事実としてあるのだけれど、解釈は変えることができます。

そんなことがあってかわいそうな自分って思うことも、そんなことがあってもたくましく生きてる自分って思うこともできるのよ。ついさっきまで、死んじゃいたいとか思って沈んでいたのに、明日への希望を感じるなんてすごい。私は自分の過去をそう思うことにしてみました。そこから癒しが始まるのだと思うんです。

だからまず決める。

決めると怖いと言う人もいるかも。失敗したらまたやり直せばいいし、何度でも決めていいから決める。

脱出のカギは楽しいこと

でね、こういうときは、自分が楽しいな、好きだなってことも同時にすることが大事。だって苦しいことばっかりじゃ大変だから。楽しいことや好きなことをたくさんすることが先。

どんななことでもいいの。ケーキが美味しい、今なら紅葉がきれいだ、コンビニのお兄さんがイケメンだったなどなど、自分が楽しければまずはOK。

苦しい状況にいても、24時間365日、ずっと苦しいと感じ続けているのは案外難しいもの。ふっとしたときに、苦しさを忘れていることもあります。

苦しさの方が印象が強烈だから、苦しいことにフォーカスしちゃうけどね。

ご飯食べてたり、お手洗いに行ったり、何かに気を取られたりして、苦しさからフォーカスが外れているときがあります。

そんなときに、自分の好きなこととか、楽しいことをやってみるの。一時的でよいから、苦しみから意識的に離れるんですね。そんなことをくり返すと、徐々に徐々に何かが変わってきます。

私の経験からいうと、楽しいことに没頭していたら楽しすぎて、苦しかったことを徐々に忘れていく。何かが癒されて、解決しているのかも。私はそれでいいと思うのです。

苦しいことの原因を探して、苦しいままでいるよりも、楽しいことに夢中になっているうちに、苦しいことに注目しなくなったって理想だな。遊びや楽しいことは重要で、それが生きる力にもなってくるのだと思います。自分に準備ができたとき、本当に自分が向き合わなければならないことに向かっていくのかもね。

そんなことを伝えた土曜日の午後。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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