プロサッカーチームの運営は手段。目的は北海道を豊かにすること ~ 北海道コンサドーレ札幌が地域に愛される理由

みなさんのビジネスの目的は何ですか?
みなさんは何屋さんですか?

この答えで、同じ仕事をしている会社でも、心構えが変わり、行動が変わり、結果が変わります。

北海道のプロサッカーチームと言えば、コンサドーレ札幌。
現在、J1リーグで3位のチームです。すごいそー。ヾ(≧▽≦)ノ

コンサドーレ札幌の運営規模は、J1リーグでもそれほど大きくないそうです。それでも、7年くらい前の運営費は10億円から30億円となり、パートナー企業も増えてきました。
J1とJ2リーグを行ったり来たりしていたコンサドーレ札幌が、2016年にJ1昇格を決め、2017年には残留。今年は大活躍をしているヒケツはここにありそうです。

プレミアムホテルTSUBAKIで、コンサドーレ札幌ゼネラルマネージャー三上大勝さんのお話を聞きながら思いました。

「北海道を豊かにすること」

これが北海道コンサドーレ札幌の事業。プロサッカーチームは手段だそうです。
経営者、選手、営業などなど、コンサドーレ札幌の社員さんがみなさん、「北海道を豊かにする」という想いで仕事をしているから、サッカーに興味がないけれども、北海道や地域を元気にする取り組みに興味を持ち、コンサドーレ札幌を応援する人も増えてきたとか。

北海道中小企業家同友会中央東地区会&中央北地区会の5月例会で聞いた三上さんのお話は、ビジネスをする身、会社経営をする身としてとても興味を持ちました。あまりにもワクワクしたので、ブログに書いておきます!

北海道コンサドーレ札幌のGM三上さん、札幌支部副幹事長八重崎さん、女性経営者部会 広沢さんと。
どこでも写真を撮りますよ。

北海道でコンサドーレ札幌ができること

コンサドーレ札幌では、「北海道を豊かにする」ために、地域でできることを徹底的に考えるそうです。

たとえば、通訳。
チームには、通訳者が所属しているのは当たり前。現在は、英語のほかタイ語、スペイン語、韓国語などの通訳者がいます。札幌にはたくさんの観光客が来ていますが、英語以外の通訳さんが不足しているそうです。それで、コンサドーレ札幌の通訳さんは、ボランティア通訳に登録していて、タイからの観光客の通訳をしているそうです。

たとえば、トレーナー。
選手の健康を管理するトレーナーは、健康のスペシャリストです。そのトレーナーさんたちが高齢者施設などに派遣され、健康管理のお手伝いをするとか。今まで歩くのがおぼつかなかった高齢の方が、ダンスを楽しめるくらいになった例もあるそうです。

たとえば、選手。
保育園、幼稚園、学校などを訪問して、将来サッカーを教えています。
三上さんは、所属する選手も「北海道を豊かにすること」がコンサドーレ札幌の事業と話しているので、いやいや行くのではなく、自分たちからも行ってみたいと申し出があるようになったそうです。

このようにコンサドーレ札幌では、持っているノウハウ、知識、強みを使って、北海道を豊かにすることは何か考えた取り組みをしています。

地域のニーズを聞く

コンサドーレ札幌は、ASEAN諸国のクラブチームと提携しています。
それも、最初は北海道や札幌の自治体、企業など、地域のニーズを聞いたのが始まりだそうです。それがやはり7年くらい前の話。そうしたら、「中国の次はASEAN諸国とビジネスしたい」という声が多かったそうです。それで、三上さんたちはASEAN諸国に出向いて調査を関係を構築しようと考えました。

その調査の結果、こんなことがわかりコンサドーレ札幌が地域とASEANをつなぐことができると思ったそうです。

アジア諸国との深めることでわかったこと。

  • アジア各国ではサッカーへの関心が非常に強い
  • アジアの各クラブオーナーは日本と違い、ビジネスで超有名、皇太子レベルなど国に対して力がある
  • アジアサッカー界は、日本サッカー、Jリーグに注目している
  • アジアの各クラブチームは選手育成システムを構築するノウハウが欲しいと思っている

Jリーグのチームには外国枠が決まっていて、たいていのチームは日本よりもサッカーの技術力が高い国の選手を採用します。でも、コンサドーレ札幌は日本よりもサッカーの技術力が低い、アジアの国の選手を採用しています。それは、国全体を考えるとレベルが低くても、個々の選手の中には才能のある選手がいるからです。そのレベルの選手は、その国ではとても有名なので、コンサドーレ札幌でその選手がプレーすると、必然的にその国の人たちが札幌に注目することになります。

そのひとつの例が、タイのチャナティップ選手です。チャナティップ選手は身長が158cmで、サッカー選手としてはすごく身長が低いです。でも、運動能力が高く活躍している選手です。

彼を採用したのは、ひとつには北海道の子どもたちに、身体が小さくてもサッカーで活躍できるということを感じてほしかったから。そして、タイで人気者チャナティップを通じて、札幌の企業、北海道の企業とタイの企業をつなげたかったです。タイで行われた親善試合には、北海道シティープロモーションのほか、コンサドーレ札幌のサポーター企業がブースを出してタイの人たちにPRしたそうです。

これは狙って行動していたわけではなく、アンテナを高くして地域の人たちと会いニーズを聞いてきた結果、出来たことだそうです。

そのほか、コンサドーレ札幌は「株式会社エゾデン」という会社を設立しています。これも地域に少しでも安く電力を供給したいからという思いがあります。
プロサッカー選手の育成だけではなく、他のスポーツ選手の育成にも力を入れているなど、コンサドーレ札幌の事業は、「北海道を豊かにする」という思想が徹底しているなと思いました。

何のために働くのか

三上さんのお話を聞きながら、Web&印刷屋の私は何のために働くのかとずっと考えていました。
講演中、私のお隣の席にいた女性経営者部会の広沢さんがFacebookにこんな投稿をしていました。

サッカーの話ではなく、事業として大きなミッションを持つ独特の思考と
アジア圏を商圏にした発想の転換のビジネスセンス
どんな学びを経てこの思考回路になったのだろうとただただ感心

女性経営者部会の現在の会長と直前会長と一緒に。
女性が普通にいる場は進んでいると思うんだな。

そうだよなー。何を学んでこられたのか関心があります。

そして、仕事がうまく回らなくなるたび、いろんな学びを得てきた私、そろそろ発芽して、花開く方向にまっすぐ進んでいくことに集中していい頃(^^ゞ

自分は何を事業にしたいかというと、「小さな会社の経営者の夢を叶えるWeb作り」なんです。資金も人も設備も少ない中小企業の経営者の方々に、WebやSNS、ブログの効果を知ってほしい。それでビジネスできるという確信をもってほしいし、その環境を作るお手伝いをしたいなって思うのです。特に北海道の経営者に知ってほしいって願っているのです。地の利が悪い地域に住む私たちこそ、インターネットを活用すべきだと力説しちゃうんです。

自分が何をしていくかって、会社にいるひとりひとりが真剣に考えたら、すごい会社ができちゃうなぁと思います。こんなことを考えて、三上さんの話は会社の朝礼でもしようと思っています。

まずは自分の会社の社長の夢を叶えるお手伝いからしなきゃね!

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 この記事の投稿者

白藤沙織

テニスとヨガが好き。そして4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛するWebプロデューサー「さおりん」です。

「経営者の夢を叶えるお手伝いをする会社」。私は自分の会社をそんな風に思っています。
ホームページ、ブログ、SNSや印刷物は、みなさんの会社の価値をストーリーで伝える手段。その手段をなぜ使うかというと、ご自分たちの夢、想い、目標を実現したいからと思います。その手段を有効に活用できるようにするために、日々奮闘中です。

プライベートでは、ひとり娘と一緒に住んでるシングルマザー。仕事と子育てとめいっぱいがんばってきたので、人生の伴侶ができるといいなぁと密かに夢見ています

上級ウェブ解析士、エクスマ59期・65期、エヴァ16期

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