自由に軽やかに

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folder 白藤沙織のこと

シンディローパーの「girls just wanna have fun(女の子はただ楽しみたい)」という曲が好きです。
私は男の子が人生を楽しんでいるように、女の子も人生を楽しみたいのって解釈しています。

それは、私がそう思っているからだと思います。

ビジネスの場では圧倒的に男性が多く、とくに幹部・経営者になると女性の数は約6%くらいだそうです。
だから、社会では健常者の男性が決定権を持つ場が圧倒的に多いんですね。長い間、そのような状況だから、健常者の男性の感覚が常識のように思われています。世界規模でみると、白人の健常の男性が優位な社会。

その社会が少しずつ変わってきているのも確か。

女性、障がい者、LGBT、外国籍、若い人などなど、少数派の人たちも少しずつ自分たちのことを言える場所が増えてきました。

それって素敵なことだって私は思うのです。存在を認めあえるから。
存在しているのに、見えないことになっている社会は、みんなが苦しいのではないかな。

共生の社会を作るには仲間が必要

私はときどき、自分の感覚がおかしいのではないかと思うことがあったのです。
まず、自分は子どもが生まれても仕事をしていたいとずっと思っていて、私が学生の頃は少数派だったんです。社会に出ると、女性は少数派であることが多いのです。だから、考え方が多くの人と違うことも当たり前。
私がおかしいのではないのよね。そういうことに気づけたのは、女性経営者たちと一緒に行動する機会がたくさんでき、いろんな思いを共有できたからだと思います。
同じようなバックグランウドで生きている人たちとのつながりがあるというのは、とても安心できて励みになると思うのです。

北海道中小企業家同友会の女性経営者部会。女性の視点でものこどを考えられるのが当たり前の場は貴重です(広沢会長撮影)
会合のときに出てきたお料理。食べるものも、折詰お弁当でない感覚も大事にしたいの

女性経営者の集まりというと、男性からもたまに女性からも「怖い」って言われることがありました。確かに、女性の割合がもっと少ない時代には、怖いこともあったかもしれません。それは、それだけ強く訴えないと、存在を認めてもらえなかったからって思います。

今はその時代の女性たちが戦って、女性が社会に出る道を開いてくれたから、もう少しゆるやかになっています。そして、もっとのびのびと女性であることを表現して仕事ができているように思います。

男性と対等に、男性に負けないように、そんな考え方で働いていた時代よりは、ずっと女性は自由になったように思います。

働き方も変わって、キャリアを追求したい人はそれができるようになってきました。男性とは違う価値観を持っているから、型にはまらない考え方もできるように思います。

女は感情的になるからダメだと、さんざん言われてきましたが、よくよく考えると、男性も感情的になる人いますね。女性しての得意なことと苦手なことがあるように、男性にも得意なことと苦手なことがあるのです。
何も考えずに、誰かを上に考えていると見えないことも、本当に理解したいなって思ってみると違う見え方もできるようになります。

そうすると、社会にはいろんな人がいるということが理解でき、ひとつの価値観だけで物事を判断できないってこともわかってくると思います。それが自分自身も自由になることだし、人にやさしくできるようになるんです。

こらちは北海道中小企業家同友会札幌支部経営指針委員会。
私以外は全員男性です。

どんな場でも、女性の自分らしくそして自分の視点で、リラックスして話ができるようになりたいのです。そして、意見交換ができたら実りが多いよね。

なんだか今日は抽象的な話になってしまったのですが、、、

1980年代にシンディローパーが、「girls just wanna have fun」と歌っていた社会が、だんだんできつつあることがうれしいなと思っているいるのです。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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