もう人の注目を求めなくてもいいんだね

 

 白藤沙織のこと

地震から3日目。
断水も停電も復旧し、公共交通機関が動き出し、町は元のとおり動き出しました。

お仕事を徐々に再開されている方も多いでしょう。

今の私、ちょっと脱力状態
まだ、のんびりと過ごしています。
うちの中で読みたい本を読んだり、近所をお散歩したり、家族のために料理を作ったり。ちょっと面倒だなぁとか思ってしまう、洗濯すら普通にできることを楽しんでいます。

遅咲きの紫陽花がまだ咲いています。

秋桜もきれいだったな。

2018年に入ってから行動範囲も広がったし、新しいお仕事のご縁もあって、私は常に動いていました。
9月6日は小学校で出前授業があり、その日もめいっぱい動いている予定でした。

が、突然の地震で全道的に停電。
私を取り巻く周囲のすべてが、停止状態になりました。

ここで私も一旦停止。
自分自身も停電モードにしよう。
そんな風に思っていました。

初めて体験する大地震。
約一日半に渡る停電。
お店の長蛇の列。
スマホの電源が途切れたら、社会とも途切れてしまうような恐怖。

心配事はつきません。そして、そんな心の状態で未来を考えると不安がどんどん募っていきます。

ここでゆっくりしよう。待つことを覚えよう。

停電の夜は、本当に真っ暗で、昼間は見えていたものが見えなくなり、得られる情報が減っていきます。
暗闇の中でじっとしているとき、野性動物みたいに感覚が鋭くなるといいなという考えが浮かびました。
自分の命を守ることは、ちゃんと本能で知っている。
何をしたらよいのか、もう無意識が知っている。
だから、生き抜く自信がある。

そんな風になれたら、いいなと思いました。

催眠やヨガで、
何度も身体と心がつながるように自分の芯をしっかり保つことを習ったせいか、
暗闇の中でも身体と心がつながっていくことはそんなに難しいことではなく、
自分の中心に今ここにしっかりいようと自分に言い聞かせていました。
そうしたら、揺れが落ち着いた後はそれほど怖くなかったです。

自分の中心とつながろう。

電気とインターネットが使えなかったので、いつものことができずに、
それはストレスでしたが、それを嘆いていても仕方がない。

静かに過ごすことにしました。
本を読んで眠くなったら寝て、夕方明るいうちにご飯を食べて、
本が読めなくなるまで本を読んで、そのあとはお布団でゴロゴロ。

そうしてウトウトしながら思ったのは、
動いていると存在しているって感じるし、発信していると満足感ある。
でも、それは何のためなの?

ということ。

夜、眠くないのに真っ暗中で寝ていると、
4年前に手術のため入院していた病院の消灯時間を思い出しました。

身体を切って、ものすごい負担がかかって疲れているのに、目がさえて眠れない。
今は心にものすごい負担がかかって疲れているはずなのに、目がさえて眠れない。

そうだ、あのときは自分がいつまで生きられるのか不安だったんだ。
それでも、どうやってこれから生きていこうか、暗闇の中で考えていた。

あのときは、難しい選択をしなければならなかった。
自分の選んだことが間違っていたら、自分の寿命を縮めてしまう結果になるかもしれない恐怖を感じていた。
そのときのことを思い出していました。

結局、私はそのときは何も選ばないということを選択。
その後、頭がさえてきたときに、自分がしたい治療法をみつけてきた。

だから、大丈夫。あんなに大きな決断もでき、それでここまで生きてきたのだから、大丈夫。

そして私はもう、自分の存在を確かめたくて動く必要もないし、
発信していることで自分が認められるようなそんな感覚も必要ないと思った。

本当に必要なことはちゃんと持ち続けることができるし、
手放さなければならないことは私には必要なかったことなのだ。

もうだめだと思っていても、私に必要なものはちゃんと残るから。
だから、必死に注目を追い求めなくても大丈夫なのです。

もちろん、これからも動いていくと思うし、情報発信は続けていくと思う。

それは何のために?

たぶん、これからは「愛するために」って答えるかな。
長い間、愛されたくて、愛されたくて、認められたくて、認められたくて、
だからほんと自分の身を削るように一生懸命生きてきた。

それが、今年の6月に作家のひすいこたろうさんに会って、たまたまひすいさんとセッションができたとき、「愛する」って言葉が浮かんできた。

「さおりんは、みんなを愛せる人だよ」。

ひすいこたろうさんからもらったサイン。

ひすいさんからもらったメッセージ、急に思い出した。

真っ暗中で、そんなことを感じていたら、自分が戻っていくのはゆっくりでもいいかなって思ったのだ。

地震はこんな不思議な感覚ももってきてくれたのだった。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

テニスとヨガが好き。そして4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛するWebプロデューサー「さおりん」です。

「経営者の夢を叶えるお手伝いをする会社」。私は自分の会社をそんな風に思っています。
ホームページ、ブログ、SNSや印刷物は、みなさんの会社の価値をストーリーで伝える手段。その手段をなぜ使うかというと、ご自分たちの夢、想い、目標を実現したいからと思います。その手段を有効に活用できるようにするために、日々奮闘中です。

プライベートでは、ひとり娘と一緒に住んでるシングルマザー。仕事と子育てとめいっぱいがんばってきたので、人生の伴侶ができるといいなぁと密かに夢見ています

上級ウェブ解析士、エクスマ59期・65期、エヴァ16期

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