経営者は表現するアーティスト ~ 劇エヴァシーズン2 3回目

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演劇を通して表現力を磨く、劇エヴァSeason2の三回目が終わりました。

なぜ、会社経営をするために「表現力」が必要なのか。
それは、経営者は社員、お客様、支援してくださる方々に、自分のミッションや思想を伝え、それで人によい影響を与えることが大事だから。

表現者になるときには、どんな人にも良く思われたいという気持ちを捨て、自分の信じたことをわかりやすく伝える力が必要になります。そのためには、論理的能力、空間処理能力、感じ取る力、直観力、などを養うことができる演劇を学んでみることが早道なのかなって思います。

三回目の研修が終わりました。雨のために、室内で記念写真。

新しいグループの発表

今回の劇エヴァでは、私も発声練習や演劇のエチュードを体験しました。
発声練習は、ハッピートークのときにも経験しましたが、演劇になるとまたちょっと違います。

腹筋を動かしながら、↓こちらを言うのは相当疲れます。
マジメにすると、お腹がへこむと思います。私は真剣にやってみようと思います。

あえいうえおあお おあおえういえあ
かけきくけこかこ こかこけくきけか
させしすせそさそ そさそせすしせさ
たてちつてとたと とたとてつちてた
なねにぬねのなの のなのねぬにねな
はへひふへほはほ ほはほへふひへは
まめみむめもまも もまもめむみめま
やえいゆえよやよ よやよえゆいえや
られりるれろらろ ろらろれるりれら
ぅわ ぅえ ぅい う ぅえ ぅお ぅわ ぅお
ぅお ぅわ ぅお ぅえ う ぅい ぅえ ぅあ

発声練習のあとは、「エチュード」で与えられたテーマをもとに、即興で劇を作りました。テーマは「つり橋」。登場人物はふたりで、両端から渡ってきて、絶対にお互いに道を譲らないというシーンを演じます。

おーっ(◎_◎;)。できるのか。

私のパートナーになってくれたのは、山本やすぞうさん(わいわい)。
わいわいは、劇エヴァseason1の初回で、初めて体験した演劇で、パートナーになってくれた方。

エクスマ劇団がやばい! ~ ビジネスの価値基準を変える研修

また、今年の新春セミナーでも、一緒チームになったので、何かとご縁があります。

私は臆病者でつり橋をうまく渡れない様子を演じていたら、わいわいのリードでいつの間にか1年前の夫婦の設定になっていました。なんかそれもおもしろかったな。

こんな準備運動(?)をしてから、グループに分かれて演習が始まりました。

今回のグループのメンバーは、この方々です。
平松さん(まちゃ)、田中さん(カズマ)、下澤さん(A子ママ)は一回目のときもご一緒させていただきました。そして山本さん(わいわい)、サポート講師の橋本さん(ハッピー)です。

今回は次のふたつのテーマが与えられ、それに基づいたシナリオを作って、演じること。
・織田信長など戦国武将が現代に蘇ったらどうなるのか。
・人工知能が人間の脳を超える「シンギュラリティ」が起こったらどうなるか。

テーマが発表になったのはだいたい14時ころ。
19時の夕食の頃は、まだシナリオの骨組みがざっくり決まっているだけでした。果たして、間に合うのか!!!

どんなシナリオにするか。アイディアが出ずに行き詰まっている頃。

夕食が終わって練習を再開したのが21時。骨組みにそって、シナリオを作り上げていきました。ひととおり、セリフを言ってみて、膨らませるところを膨らませていきます。みんな、エクスマで学んでいる表現者なので、方向性が決まるとどんどんセリフが出てくる感じでした。

私、話を聞きながらそのまま文字入力するのは割と得意なので、シナリオ入力でがんばりました。アイディア出しでは、あんまり役に立たなかったもので。。。

セリフ考え中。
私、お行儀悪くパソコンを使ってますが、この態勢が一番集中して入力できます。

さて、シナリオが完成したのが夜中の12時ころ。それから、セリフ合わせをしてみて、話の流れが本当によいかどうか確認です。文字で書いたものは、実際に口にすると、妙に説明ぽく聞こえてしまい、会話としては不自然なので、何度か話してみてみることが大事だと思うんですね。

昨日はここで終了。

そして、今日は朝9時から立ち稽古です。発表は12時45分からなので、それまでにお芝居として仕上げる必要があります。

宴会場が私たちの稽古場。

立ち稽古をすると、作ったシナリオで不自然な部分がわかってきたりします。

ハッピーが、ずっとお芝居をみてくれて、フィードバックをもらいながら、さらに修正していきます。

途中、藤村先生も見に来てくれて、改善点を指摘してくれました。

藤村先生の指導を受けています

「話の流れがわかってると思うから、台本を見ないでアドリブでやって」と指示が入ります。ここで気づいたのですが、自分たちでシナリオを作っていると、台本がなくてもそれほど気にならないことです。去年はきっちり台本があって、セリフを覚えるということで頭がいっぱいで、発表するときにはドキドキしていました。

が、今年はゼロから話を作っていることが大きかったのでしょう。話の筋は頭に入っているので、言葉をつないでいくことができるって思っていました。だから、それほどドキドキしないんだなと気づきました。

そんなこんなで午前中があっと言う間に過ぎて、午後からは発表です。

劇エヴァもシーズン2になると、集中力も上がっているためか、どのグループの発表も表現力が高いなと思いました。

千利休が主人公私たちのお芝居はどうだったかなぁ。

私はいつもわいわいの表現力・演技力がすごいなと思うのです。今回の演技も圧倒的でした。すごいポイントはどこかなと、ご本人の発言を聞いていると、、、

役になりきって、このセリフを言うときの気持ちは何かなって、常に考えているんですね。

私、このセリフを言うときの気持ちとか、発想になかったなぁ。ここが違うな。
そんな気づきをもとに、次回もがんばります。

AIロボット「千利休」を納品中の私
AIロボット「千利休」のお披露目です。
利休の秘密を知ってしまったところ
シリアスな場面なのに、なんだか楽しそうな表情をしているのが課題だな。

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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