お芝居は麻薬みたいなものなのかも ~ エクスマ新春セミナーより

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スポットライトを浴びて、舞台に立つ。
講演とはまた違い、別の人物になって物語を演じる。
それも、ほかの人が書いたシナリオの中にあるセリフを、自分が言っているような感覚。

最初の難関のシーン。ここのセリフが言えればノリノリになれる!
このシーンは集中が途切れると、迷宮入りしそうになるの。
このあたりから、本性がでるんだな。出てただろうか。

「セリフが飛んでしまわないだろうか、ちゃんと言えるだろうか。」
そんなドキドキ感もあり、スポットライト・音楽といった気持ちをさらに盛り上げる演出がありと、これは麻薬のように演者をお芝居へと引き付けるものではないだろうか。

舞台の上では自分の責任が明確にあり、途中でうまくいかないからといってやめるわけにはいかない。

「うまくいかなくて笑われるとか、そういう経験も糧になる」

そう教えられていたけれど、やっぱり軽い恐怖を感じる。
恐怖を感じるからこそ、どうしようもない衝動にも駆られる。これを乗り越えたら、どんな世界が開けるんだろうと。

それはもう、麻薬のようなものなんじゃないか。

これが、私のエクスマ新春セミナー東京でお芝居を終えた私の感想です。

来週、大阪でもエクスマ新春セミナーがあるので、具体的な内容は来週に書こうかな。

お芝居後の感想は鋭かった

お芝居のあと、来ていただいた方から感想をいただくことがあり、その中でも山下小百合さん(サユリーニ)の言葉がすごく響いたのでここでも書いておきます。

「舞台で感情に浸って何を言ってるのかわからないのと、観客を意識してちゃんと伝えようとしているのは別よね」

サユリーニの言葉とは少し表現は違うかもしれないですが、本当だなって思ったんです。

着物姿も美しいサユリーニと。私のポーズはそれなりに意味があります

エクスマ新春セミナーに出演するために、7月から毎月1回研修に通って発声練習をしたり、出される課題を発表したり、シナリオができてからは役作りをしたりしてきました。
この準備はある意味大変で、仕事のやりくりをしたり、何度も悔しい思いをしたり、うまくいって認めてもらったり、いろいろなことを経験してきたわけです。

だから、本番にかける思いも熱く、「がんばったわね私たち」「スポットライトを浴びたら実力以上のものがでた」とか自分たちから出るたくさんの気持ちに浸っている。

がんばってきた体験をみんなで共有して、褒め合うってすごく大事なこと。

和泉多摩川のアイスタジオで、お芝居の最後の練習中
みんなで喜ぶことは、最高の仕事ができると思う

でも、

お金を払って来ているお客さんには、全然関係ない。
お客さんの思いは、自分がお金を払ってきているセミナーで何を学べるかってことだと思うの。だから、お芝居から何かを学びたいと思っている。

そのお客さんに「私たちがんばったのよ。これだけのことができるのよ。素敵でしょ」みたいな気持ちを理解してもらおうというのは甘いんだと、サユリーニのコトバでき気づいたの。

私たちが苦労してようが、ラクしていようが、関係ない。

そうですよね。

私が一番苦手なセリフのところが、私が演じているキャラクターが一番大事にしていることってやっと気づいたので、もっとブラッシュアップして大阪の本番に臨みます。

言っている私が伝えたいことがわかっていなかったら、キャラクターは死んでるのと同じなのかもね。

もっとできないか、、もって何かがあるんじゃないか。そうやって浸っていくことは、やっぱり麻薬のようなものなのではないか。そう思ったんです。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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