怒りは人間にとって必要な感情だけれど、取り扱うのがなかなか難しい

 

 白藤沙織のこと

アンガーマネージメントという言葉ができたくらい、現在の人間は「怒り」を持て余しているのかな。最近、そんなことを思う。

笑う、泣く、怒る、震える、汗をかく。

人間には行動すると、こんな感情がくっつく。
そのうち、何も考えずに表現してもよいのは「笑う」ことだけ。そして、もっとも嫌われるのは「怒る」ってことではないでしょうか。

さて、この「怒り」。私は無駄なことではないと思っている。だってね、人間が生まれた時から持っている感情だから、ちゃんと持っている意味があると思うよね。

怒りがまったくないと、それこそ無気力になってしまうのではないだろうか。戦うべきところでも戦えなくなる。

天才科学者 服部さんも、勝手にプログラムに細工されて怒ってます

怒りはかなり強いエネルギーを発するから、ショックなことがあっても、怒りが支えて生きていけたりするんだよね。
赤ちゃんだって、強い怒りを表現しているでしょう。それがなくなったら、何か自分に都合が悪いことが起こったときに、泣いて訴えるってことができない。

が、

怒りはうまく付き合わないと、自分自身にも周囲にもダメージを与えてしまう。
それが怖い。

自分の内部にためると、心や身体まで傷つけることにもなるし、
外に出すと周囲の人を傷つけたり、その反動で自分を傷つけることになる。

過去、失敗ばかりしている私は、怒りでも失敗している。

もう、怒りのあまり病気になっちゃったりもしたからね。

その当時、私は非常に怒っていた。
何に怒っていたのかというと、なぜ一生懸命に働いているのに、こう会社がうまくいかないのかということ。悔しかった。

当初、その怒りは爆発的なエネルギーとなって、会社建て直しの原動力になっていたように思う。
自分の最大限やってみて、それで会社が倒産しちゃったとしたら、それは後悔しない。でも、今の状態で倒産してしまうのはいやだ。そう思っていた。

が、そのスリルとサスペンス(?)と、過密スケジュールで、だんだん私は疲れてきていた。本当は、自分が疲れているってわかっていた。

休めば違う道もあることに気づいたのかもね。でも、爆発したエネルギーに乗って、前に進んでいったのだ。

それだけでも大変なのに、さらにいろんな想定外の出来事が起き、そのたびに怒っていた。そしてついに、その怒りのエネルギーに身体が耐えられなくなったように思う。

「もうやめて!」

たぶん、私の身体はそれ以上、怒りのエネルギーを持って仕事をしたら死ぬんだよって伝えたかったんだと思う。

そうして、日常生活さえも「強制終了」となった。

そんな経験から言えることは、怒りを内側にためてもだめだし、周囲に爆発させてもだめ。

じゃあどうするのさーーーっ。

私が考えたことは、自分は怒っているということを認めるってこと。その次に、感情を昇華させるか、十分に怒ってみるか冷静に選択するのかな。

怒りを昇華させる方法は、怒りを研究している人達がたくさんいいことを書いているので、そちらを参考にしていただくといいかな。

私のもうひとつの方法は、十分に怒ってみること。
あっ、それは対象となっている出来事や人に怒るのではありません。そうなると、元の木阿弥、あんまりいいことはないのです。

そうではなく、当事者が誰もいないし、自分のことを完全に受け止めてくれる人がいる安全な場所で、何に怒っているのか怒ってみると、理由がわかるんだよね。
そうして、十分に怒りを外に出したら、新しい対処方法がみつかる。

そのときはみつからなくても、ちゃんとみつかります。

ただ、怒りを扱うのが難しいのは、怒りそのものをちゃんと聞ける人が少ないこと。プロのカウンセラーでも、生の怒りを受け止められる人は少ないのではないかな。そもそも、怒っちゃいけないという信念があると、怒りを止める方向でセッションするからね。

自分もめっちゃ怒って、怒りの意味を理解しないと聞けません。あと、怒る方も聞いてくれている人に向かって怒りを出すことはしないこと。私も、セッションの中で私に怒りを向けられると、カウンセリングはできません。
が、お互いの合意の中で、怒りのセッションをすると、ほんといっきに人生が変わるくらいの変化がクライアントに訪れることがあります。

めちゃめちゃ怒っているって場合でも、真剣にめっちゃ怒りを出すと、それは10分くらいたつと収まってきて、涙に変わることもあります。

怒りの感情の裏には、強い悲しみがあることが多いからね。

ということに気づいた私は、普段から計画的に自分の持っている「怒り」について考えようと思ったのでした。

「怒り」は自分を守ってくれる程度に、よい方向で使ってみよう。

怒りがぜーんぶでちゃったら、ご機嫌でいられるよね。
コントロールするって大事~~。

す今はそう思うのだ。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

テニスとヨガが好き。そして4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛するWebプロデューサー「さおりん」です。

「経営者の夢を叶えるお手伝いをする会社」。私は自分の会社をそんな風に思っています。
ホームページ、ブログ、SNSや印刷物は、みなさんの会社の価値をストーリーで伝える手段。その手段をなぜ使うかというと、ご自分たちの夢、想い、目標を実現したいからと思います。その手段を有効に活用できるようにするために、日々奮闘中です。

プライベートでは、ひとり娘と一緒に住んでるシングルマザー。仕事と子育てとめいっぱいがんばってきたので、人生の伴侶ができるといいなぁと密かに夢見ています

上級ウェブ解析士、エクスマ59期・65期、エヴァ16期

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