女性は女性の中で磨かれる ~ ダイヤモンドと同じだよ

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ダイヤモンドはダイヤモンドで磨かれる。女性は女性の中で磨かれる。

私が所属している北海道家中小企業家同友会札幌支部 女性経営者部会のビジョンです。

私はこのフレーズが気に入っています。なぜなら、みんなが自分の望んだ人生を生きられる社会になる、望んだ働き方ができる社会になることを願っているからです。自分の思い込みや押しつれられた価値観ではなく、自分が心からこうしたいっていう人生を生きられたら素敵だなと思うのです。

こんにちは。「小さな会社の経営者の夢を叶えるWeb屋」さおりんこと、白藤(しらふじ)沙織です。

4月19日は、北海道家中小企業家同友会札幌支部 女性経営者部会の総会でした。記念講演の講師、株式会社エステム 代表取締役社長 塩崎敦子さんのお話が素敵すぎました。
女性が仕事を楽しいって思って、会社のリーダシップを取っているって、本当に希望になると思います。

女性経営者部会の総会では、受付を担当してました。
株式会社エステム 代表取締役社長 塩崎敦子さん

女性の幹部はありえない?

塩崎社長は理系の大学を卒業してから、排水処理をする株式会社エステムに入社されました。社員から社長になった方です。

男性優位の業界で、最初は現場の仕事ができなかったといいます。現場では女性に仕事をしてもらう経験がなかっので、何をしていいのかわからなかったみたいです。自分から「現場に行かせてください」と申し出て、男性と同様に働いたそうです。そうは言っても、体格の違いでできないこともある。重たくて持てないものは素直に持てないと言い、できることで仕事をしてきました。

塩崎社長は、「性別」は、その人の個性。男だから、女だからという先入観で考えるのではなく、「その人は本当はどうなの?」って、その人本人のことをよく知ることが大事と言います。

塩崎社長が女性で初めて課長になったとき、こんなことを言われたそうです。

「きみがうまくやらなと、しばらく女性の課長は出ないだろう」と。男性課長が失敗したら、男性は課長になれないの?と思ったそうです。

道なき道を走り続けた塩崎社長は、現在働きやすい会社づくりをされています。その中で、制度はすぐに作れるけれど、風土はすぐには作れないと話されていました。

その中で興味深かったことは、女性が活躍できる場所を作ることと、女性の幹部を育成することは違うということです。

どういうことかというと、女性は男性のサポートする立場であるという考え方が根強く、女性がリーダーシップを発揮して、組織を動かすという発想はまだまだ男女ともに少ないということ。
本当だなと私は話を聞いていて思いました。

いつの間にか力を抑えられるのが女性。
飛ばなくなったのみをもう一度飛ばそう

塩崎社長は、見たことも、やったこともない仕事を人は目指さない。女性はサポートとして二番手という刷り込みがある。けれども、女性は本当にサポートがむいているのか考えた方がいいと言っていました。サポートがむいていてしたいならそれは素晴らしいこと。でも、本当は違うことをしたいのかもしれない。だから、「女性社長って楽しいよ」と仕事をしているというお話でした。

塩崎社長は制度を作るのはやさしい、風土を作るのは難しいといいます。諦めない。

ファーストペンギンがいっぱいいると楽しいよね

長い間、社会は男性の価値観で動いてきました。

私、最近つくづく思うのですが、男性と女性は同じ人間だけれど、別の価値観を持った別の生き物なんだな。そして、男性の価値観の中では、女性はやっぱり二級市民なんです。男性も女性も、無意識にそう思っていると思うな。

で、私はあきらめているのかというと、そうではないんですよ!
男性の価値観も大事だけれど、私たち女性の価値観も大事なんだって自分たちで気づいたら、社会はまた大きく変わると思うんだよね。

日本で女性が参政権を持つことができたのが1945年。法律上男女差なく働けるようになったのは1985年の男女雇用機会均等法の制定以からです。法律が変わり、女性の雇用が進んだとはいえ、まだまだ女性には制限があると感じていました。

つい最近、男性から「一生懸命取り組んでいない」というようなこと言われて、「あんたは、家で何にもしないから言えることなんだよ」と思っていました。さんざんこんなことを聞いてきたので、さらりと流しますけどね。
お金を稼ぐ仕事以外にも、食事、洗濯、掃除、育児、介護とお金にならない仕事が社会にはいっぱいあります。対価が払われる仕事だけで、社会は成り立っていないのよ。そこがすっぼり抜けて物事を考える人多いです。男性も女性もね。多くの人は、家事、育児、介護は女性の仕事と無意識に思っていて、それが当たり前と思ってますね。
育児をする男性がすごいって言われるけど、女性が育児していたら当然になっちゃうでしょ。
でも、女性が仕事をばりばりしてたら、男性が育児でほめられるようにはほめられない。

だからね、男性の価値観の社会で男性並みに仕事をするのはムリだと思っているの。
あきらめているわけじゃなくて、違う方法、違うやり方で、違う考え方はないのかといつも思っている。同じ成果を出したい。新しい仕事を作り出したい。いつもそう思っています。
それはどんなことかよくわかっていないけれど。
そしてね、違うんだと自覚したら、男性とも協力しやすい。そんな社会になったらいいなって思います。決して男性を否定しているのではなく、女性も仲間に入れてね。そのときは、お互いに認めあえるようなルールを新しく作ろうよって感じなんですよ。

塩崎社長の「ファーストペンギンになろう」って呼びかけもよかったです。
ペンギンは群れで行動していて、魚を捕るために岸に集まってくる。でも、なかなか海に飛び込んでいけないけれど、勇気あるペンギンが最初に海に飛び込と、次々に飛び込んでいくそうです。

 誰かが最初に海に飛び込まないと、みんながついてこれない。
自分の現場でファーストペンギンになる勇気をもつためにも、女性の仲間が必要になってくる。だから「女性の中で女性は磨かれる」のではないのかなって思うんです。

さて、飛び込むぜー(*^▽^*)

男性社会の中で歯を食いしばって働く時代は終わって、
男性と女性、個性を認めあって笑って働く時代になるよ。きっとね。

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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