古風なだけじゃない。たくましいフネさんに魅力を感じる

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folder サザエさん

サザエさんに登場するフネさん。
私は自分の人生を生きている、そんな感じがして好きなんです。

フネさんはサザエさんの実のお母さんで、良妻賢母を絵に描いたような人。いつも穏やかで優しい笑顔を絶やさず、夫に尽くし、子どもたちがしあわせだったら自分もしあわせ感じている女性というような印象はないでしょうか?

が、

4コマ漫画のサザエさんに出てくフネさんの印象はちょっと違うのです。

私はフネさんのたくましさ、自由な感情表現が好きで、「フネさん、やるなっ」と尊敬しています。夫を立てて一歩下がって身を引いているような女性ではないですね。

サザエさんは1946年~1974年にかけて連載されていた新聞に掲載されていた4コマ漫画です。男女雇用機会均等法もない時代。だから、今よりもずっと男女差別ははっきりしていました。フネさんも割烹着の似合う古風なお母さんでもあります。

でも、従順な女性という感じはしなく、感情表現豊かな女性と映っています。

こんにちは。小さな会社のWeb屋 ときどきライターのさおりんこと、白藤(しらふじ)沙織です。

なぜ、子どもの私は、4コマ漫画のサザエさんを夢中になって読んでいたのだろうと、ときどき考えます。そうしてひとつ思ったことは、サザエさんに出てくる女性たちが、人間臭く自由な感じ、そして等身大で身近な感じがしたのだろうなぁと思います。

6月8日のエクスマトークライブでは、持ち時間をオーバーしてもサザエさんのことを語りたかった。
私の。宝物「よりぬき長谷川町子展」を紹介しましたよ

波平さんに負けてないフネさん

4コマ漫画サザエさんに出てくるフネさんは、夫である波平さんとある意味対等です。よく夫婦げんかもしているし、ミニスカートが流行していると自分もミニスカート姿を試してみたりしています。波平さんとマスオさんに「女は50から能力が落ちる」と言われて黙っておらず、ちゃんと反論します。あげくにサザエさんとふたりで夕飯を作らずストライキに入り、男性陣二人はカツオくんに「食事前にそんな喧嘩をするのは能がない」と言われてしまいます。
ご近所づきあいに気を配り、子どもたちにもしっかりしつけをし、夫も立てている女性です。が、ただ従順に意見を言わない女性ではなく、はっきりと自分の意見を言っているのですよ。

私はそこが好きなのです。

波平さんに怒鳴られたら、すごい顔をしてふくれ、結婚式場で「男は外面がいいから気をつけて」と花嫁さんに言ったりします。

波平さんは怒っていて、フネさんもぶんむくれてますね。
姉妹社 「サザエさん」より

こういういきいきとした面を持ち、我慢しないで自分の意見を言い、ちゃんと表情を変える大人の女性を見たら、小さな女の子には希望だと思うのです。自分も自由でいいと思えるから。

どんなに夫から怒鳴られてもただひたすら耐え、子どもにはひたすらやさしく、家事も完璧というような大人の女性だと、自分の将来も少し窮屈な感じがします。

誰かが我慢して成り立っている組織、社会は、その中にいるすべての人を不幸にするのではないかと思います。私さえ我慢すれば家の中がうまくいくとお母さんが耐えると、その我慢の負の部分がどうしても弱い子どもに影響しますし、我慢しているお母さんを見て子どもはやっぱり辛くなります。そして、それは男性にとってもよくない。

我慢しないで表現できることが大事。なぜなら表現することで、いろんな見方やいろんな価値観があることがわかります。お父さんとお母さんの視点が違っていて、ときにはいさかいがあるかもしれないけれど、折り合いをつけてお互いを認め合って楽しく生活していると、子どももいろんな価値観があって、それを認め合っていくんだということを学べるのではないでしょうか。

そうすることで男女・LGBT、健常者・障がい者、収入の差、国籍の違いなど、いろんな違いを認め合う社会になると私は思うんですね。

原作者の長谷川町子さんはどのように考えていたかはわかりませんが、私はフネさんの中にそんな理想を見ているのでした。フネさん、大好きなんです。

ちなみにフネさんの年齢は48歳だそうです。いつのまにか、フネさんの年を越してしまったなぁ。

ではでは~

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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