内容が伝わらない話し方の典型を見せます

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なぜ、あなたの話が聞いている人に伝わらないのか。

それは、聞いている人と話の内容の前提(文脈)を共有していないから。前提条件を共有しない限り、どんなに話のテクニックがあっても聞いている人はわからないのです。

こんにちは。物事の核心をズバリ言うズバリスト 白藤(しらふじ)沙織です。

先日、Web集客について撮影した動画を見ていて、「ありゃー、これは伝わらないいい事例を作ったなぁ」と思いました。あまりにも伝わらないと思うので、今日は自分をバッサリ切ります。

上級ウェブ解析士さおりんシリーズを作ろうとして、、、
何を話しているのか、さつぱりかわらない動画ができてしまった。

動画を撮ると、自分のスピーチで弱い部分が明らかになるね。(ふぅぅぅ)

聞いている人は、あなたのことに興味がないし、あなたのこと知らない

親しい間柄では、長い間時間を共有していたり、同じ経験をしていたりするから、話すときにあんまり意識しなくても、なんとなく話が伝わることが多いのです。たとえば仲良しの友達に話すときは「あれはどうしたの?」というだけで、「あれ」は何を指しているかわかることがあります。上下関係や夫婦関係では「あうんの呼吸」として賞賛されることもあります。

が、その人とあまり関わっていない方は、「あれ」を何を指しているかわかりません。それは話の前提を共有していないからです。

それでは、そのいい事例をお見せしましょう。

まずはこの動画を見てね。
1分13秒ほどの動画で、Web集客の肝となるとなることを私が話しています。

が、、、

聞いている方は、なんかわからないという気分になりませんでしたか?(;´∀`)

なったと思います。

だって、私も聞き直して、おーーーって衝撃を受けるくらい、動画を見てくれる人のことを考えないで話している見本だったんたもん。恥ずかしい(/ω\)

この動画で私の話を聞いてくれたのは、エクスマ塾(マーケティング勉強会)で同期だった菅原さん(ブラン)と篠木さん(クレー)。そして、お2人とも私のお客様なんです。ワードプレスでブログを構築しました。それで、この2人はなんとなく私の話が理解できているらしい。それは話の前提を共有しているからですね。これが仲良しになるヒケツ。が、ほかの人が仲間外れに感じてしまうのは、話の背景にある前提を共有していないから。みんなで共有するように心がける。ここが、不特定多数の人に話すときに伝わるか、伝わらないかの肝になると思うんです。

では、解説します。

動画を再生し始めて、45秒くらいのところでこんなことを私は言っています。

「一番あれなのは、グーグルアナリティクスというのがあって、ブランのにもクレーのにも、組み込んだんだよね」

はっ?

一番あれって何?

グーグルアナリティクスって何?

ブランとクレーに組み込んだものは何?

私は聞き返して思いました。

「一番あれなのは」というところ、私は頭の中で何かを考えています。それは、上の方を見て過去の何かを探している動作でわかります。

どうやって検索されているキーワードがわかるのかと聞かれて、アクセス解析ツールを組み込んで計測するとわかると答えたかったんです。そして、計測ツールは高性能から気軽に使るものまでいろいろあり、グーグルアナリティクスは一番知られていて無料で使えるから、これが一番使われているという内容を、「一番あれなのは」という部分に集約されています。って、集約しすぎですね(;´∀`)

そして、グーグルアナリティクスの説明も必要です。

グーグルアナリティクスは、グーグルが公開しているホームページやブログの利用状況を計測するためのツールで、利用料が無料です。使うときは、グーグルのアカウントが必要で、計測用のトラッキングコードというものをホームページやブログに組み込んで使います。

話の流れの中で、ここまでいう必要がないかもしれないかも。でも、何らかの説明は必要ですね。

さらに、ブランのにもクレーのにも組み込んでいるとは、ブランのブログにも、クレーのブログにも、計測できるようにブログの公開時にグーグルアナリティクスを組み込んだよって言いたいのです。

で、その次!

だから、その見方をやればいいのか。

何をやればいいのさー。

ここはですね、グーグルアナリティクスを組み込んでいるので、二人にグーグルアナリティクスの見方を説明するといいのかと、自分で自分に言い聞かせているんですな(‘◇’)ゞ

そして、こんなに興味を持ってくれる人が多いならば、グーグルアナリティクスの数字の説明や見方、そして改善の方向性の考え方を教えるセミナーをするとよいのかと思って居るところなんです。

私の頭の中なんて、誰も興味がないですよね。そして、わかんないですよね。

視点が自分に向いているので、相手のことを考えて話していないからこうなっちゃうんですよー。

何かを伝えるときに必要なこと

ここは、この動画で話している私に伝えます。

  1. 聞き手が誰なのか整理しましょう。
    ブランとクレーと3人で話しているのでも、まぁひどいコミュニケーションですがね。
    動画を通してコミュニケーションしたい人は誰かはっきりさせます。
    で、相手は私と前提を共有していないと、自分に言い聞かせてね。
  2. 自分が話したいことを、あらかじめざっくりまとめておいて、要点だけ自分ではっきりさせましょう。
    雑談じゃないんだから(:_;)。「伝えたいことはこれよ」って1文で言えるように核を作りましょう。
  3. あれ、それ、これが口から出てしまったら、「あれって言うのはね」と説明を加えるようにしましょう。
    指示語が先にでてしまうのは仕方ないです。でも、それでは相手はわからないよっ。
  4. なるべく聞き手が場面を想像できるように、前提の話を加えるようにしましょう。
    聞き手が話していることを頭の中でイメージできたら、最高に伝わります。
  5. 相手は自分の知りたいことを聞きたいだけ。肝に銘じましょう。
    さおりんには興味ないからね。わかったっ(喝)!!!!

というわけで、猛反省したわけです。これに懲りず、動画撮影は続けていこうと誓いました。

聞き手のことを存在を意識して、まずは伝えたいことを整理して、それから話をしてみましょう。そうすると、劇的に話し方が改善するはず。

そして、聞いてくれる人と話の前提を共有できていないから、ちゃんと丁寧に説明しようね~。

釧路でのエクスマトークライブでの講演。私の話伝わってましたか?

ではでは~

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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