身体と心をめいっぱい使うことで、ビジネス力もあがる(かもね) ~ エクスマ劇Season3

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「何のため」にそれをしていますか?
いつも自分に質問してみることは、軸のブレない自分でい続けるために必要なことだと思うんです。

「何のために?」

こんにちは。Web集客のことをズバリ言うズバリスト、白藤沙織です。

劇の研修が始まりました。何のために演劇を学ぶのか。
ひとつには、ビジネスに役立つと藤村先生に聞いて、それに納得したからです。

Facebookの投稿から引用させていただくと、こんな感じです。

演劇はビジネスにとても役立つと、本気で思うのです。
演技力、演出力、シナリオ力、プロジェクト力、共感力、表現力がつく。
これがビジネスに役立つことは、明白ですよね。
直感、物語、人間性など、論理的ではないこと、再現性がないこと。それが大切です。
再現性があるということは、真似できるということだから。
商品や会社の差が分からなくなっている時代、機能やスペックはもはや価値ではない。独自性が求められているのです。
そんな意味でも、演劇を創るのは大きな気づきを得ることになる。

なぜ、私が納得しているのか、今日はそんなことをつらつらと書いてみたいと思います。

今シーズンのメンバーです

自分の頭で決断できるか

他社が何をやっているのか研究し、自社はさらにその上を行こうとする。
他社の製品の価格をしらみつぶしに調べ、1円でも安くする。
Amazonのように、「地球上で最も豊富な品揃え」そして、「地球上で最もお客様を大切にできる企業であること」というように信念をもって徹底的に追求しているなら素晴らしいことと思うんです。

ですが、いつも他社が決定してから、自社の判断をするような続けていると、本来必要な判断力が鈍ってしまうのではないか。私、先日関東を直撃した台風のときにそんなことを感じていました。最大級の台風が来ると何度も予告されているなか、災害の対策はどこまでするか、会社を休業にするかどうか、出張に行くべきかどうかなど、決める必要があることがあります。そのときに、一瞬で大きな判断をするのが経営者です。経営者が決断しないと、ほかの人が動けない。判断を誤ることが怖いかもしれないけれど、全力で判断することが必要なんですね。

横並びの思考だから、スペックの競争になる。安売りの競争になる。そこから抜け出すには、自分の頭を使って環境、自社、自分をしっかり理解して、自分の価値を磨いていくことなんじゃないかなって思います。それが独自化につながるかな。

その独自化のために、「演技力、演出力、シナリオ力、プロジェクト力、共感力、表現力」が肝になるのかなと思います。

実際、たった5分の朝礼でも、この6つの力を身につけているかどうかで、伝わりやすさが随分違います。スタッフの注目を惹きつけて、話を聞いてもらい、何かを感じてもらうのことが目的ですから。自分で考えたことを自分の中で消化して、アウトプットしていくことの連続で、独自化できていくと思うんです。

ちょっとこじつけのように感じた方もいらっしゃると思いますが、「演劇がビジネスに役立つ」と私が思っていることなんですよ。

身体も心も使ったあとに残ったもの

さて、飛行機の都合で大幅に遅れて着いた合宿1日目。
モノローグの台本を渡されて、それを演じるというのが課題でした。遅れたので台本を読み込む時間はなかったんですが、この人の気持ちがわかるなぁと思いました。母親の役だったから、自分の子育てのことと重ね合わせることができたんです。「障がいのあるこの子よりも、私は一日も長く生きないる必要がある。」と願う切ない人。私もそう考えるかもしれないと思いました。

子どもの将来を案じて、悲しい選択をしている母親をやっているところ。

二日目は、身体の柔軟性を高めて声を出しやすくするための体操、呼吸法、発声練習と身体を整えてから、条件を与えられて、その中で演じてみるというエチュードという練習法をしていました。その後は台本の読み合わせで終了って感じです。そして、目に見えていることの背景にある、目に見えないことのことを考える大切さも学びました。

研修のひとコマ

歴史的な背景を知ると、現在の出来事の意味も理解できるし、未来も推測できる。
人が言っている言葉の深い意味を知ると、その人がなぜそうしたか気持ちでは理解できる。

藤村先生は何度も話されていて、そうだなぁと思いました。
私は、いま自分がツイッターでやっている、ピアノ曲に絞って好きな音楽を紹介しているのですが、作曲家の歴史をもっと調べようと決めました。

東アジアの歴史を知ることも、現在の各国の関係、政策を知るポイントです

さて、身体も心もめいっぱい使ったあとだったからでしょうか、ホテルに戻ってからいろんな感情が湧き出てきました。それほど濃い時間だったんだなと。

おもしろいことがありましたよ。第三者の自分が、自分を観察しているような気分になったんです。疲れているときは顔の筋肉が下に落ちる感じがするんだなとか、悲しいときはこんな風に顔の表情が変化するんだなとか、紅茶をいれるときに手先に感じることは何かなとか、不思議でした。

「あっ、ガラスの仮面の北島まやちゃんが練習していた「感覚の再現」かなと単純な私はうれしくなるのです。

詳しい解説はこのサイトを読んでみてくださいね↓

『ガラスの仮面』に学ぶマーケターのヒント①「感覚の再現」篇

こういう研修が何につながるかは、今のところわかりませんが、、、
確実に、「昨日よりも今日の私がいい判断ができるようになるために、自分が選択したことです」と言えます。

ではでは~

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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