小学校入学を喜びたい。でも不安がいっぱい。それがシングルマザーの心

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folder 白藤沙織のこと

子育てしながら働きたい女性の
第三の壁が小学校入学。
これが案外難関。

妊娠中はお腹に赤ちゃんがいるけれど、
実質自分一人。
だから、自分のことを考えるといい。

生まれたあとの保育園は、
子ども自身がまだ小さいので、
自分で出歩かない。
保育園は送り迎え。
仕事が多少遅くなっても、
子どもは必ず保育園にいる。

でも、小学校は違う。
子どもは昼間に自分で帰ってくる。
自分が返る時間に、
家にいるかどうかは子ども次第。

というところで、
仕事をあきらめる女性も多いんです。

小学校入学の朝
小学校入学の朝

 

世間の勝手な評価は、スルーしよう

仕事を辞めても、働き手がある家庭はいい。

ひとり親家庭はどうしたらいいのさーーー。

生活を支えなきゃならない、
シングルマザーはここで仕事をあきらめることはできない。

乗り切らなきゃならない問題なんです。

死別のひとり親家庭はわからないけれど、、、
離婚のひとり親家庭の私は、

「子どもがかわいそうだ」だの、
「子どもを犠牲にして」だの、
「しつけがなってない」だの、
「人間ができていない」だの、
「そんなんだから仕事もまともにできない」だの、
「女はすぐに家に帰る」だの、

まー、好き勝手なことを言われました。

これで心が折れちゃうシングルマザーもいるのよね。
ただでさえ、家庭を維持できなった罪悪感があるのに、
それで責められては行き場所がない (-_-;)

が、、、

そんな勝手は評価はスルーしちゃいましょう。

どんなに真摯に言うこと聞いたとしても、
その人たちが生活を保障してくれるわけがない。

ご飯を食べさせてくれるわけがない。

聞くだけ無駄なので、
にこにこ笑顔でスルーして、
その時間は子どもと一緒に過ごす時間か、
自分のための時間にしたらいいですね。

「お父さんがいなくてかわいそう」って言われても、
「お父さんがいなきゃ、
子どもはうまれてこないじゃん」とか心の中で思っていると、
案外、批判的なことは言われなくなるから不思議です。

仲間を探そう

私の経験でよかったなと思うのは、
仲間を作ることです。

私は保育園のお友達のお母さんに助けられ、
そしてひとり親家庭の友達に助けられました。

私はとくにシングルマザーの友達と、
子どもを預けあったりもした。

お互いに“背に腹は代えられぬ状態”なので、
突然残業とかになったときは、
子どもにご飯を食べさせてもらったりしていました。

子どもが夜にひとりでなく、
ご飯を食べているってことが
とてもありがたかった。

だから、私ができるときは
友達の子どもを預かっていました。

そんな状態なので、
子どもは困ったときは助け合うって
学んでくれたと思います。

自分も助けられて当然だし、
助けるのも当然って感じだったな。

いまはFacebookがあるから、
私のときよりも仲間が見つけやすいかもしれません。

自分の子どもを信じ切る

なんだかんだありますが、、、

大切なのは、自分の子どもを信じること。
私はそう思います。

子どもと離れている時間は、
親の私は子どもに対して何もできないですからね。

ただただ、
楽しく過ごしていること、
困ったこともちゃんと解決できること、
そんなことを信じているだけです。

そして、子どもにちゃんと口で、
「大好きだよ」って伝えてあげることかな。

小学生になるころから、
子どもは自分の人生を本格的に自力で歩き始める。
そんな感じでした。

そして、もっと大事なのは、

自分の人生の選択を信じること。

社会の基準でなく、

自分の考えで判断すること。

お母さんが自分を悪く思ったままでは、
お母さん自身が幸せになれなくて、
それは子どもにとっては悲しいことだと思うから。

======
ひとり親家庭を選んだ男性は案外少ない。
でも、選んだ人もいる。
そういうお父さんもたくさん応援してほしいな。
ただし、同情や上から目線で見るのはなしで。

女性は「子どものため」と言うと許される風潮があるけれど、
男性が子どもを優先するのは許されない雰囲気がある。

子育てしながら働く選択した勇気を、
みてほしいなと思う。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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