企業体質を変えたい経営者が使った方がいい言葉とは

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企業体質を変えたいと思う経営者は、「何がしたい」「どうなりたい」「どうしたらできる」と自分にもスタッフにも何度も聞いてみるといいと思うの。

なぜなら、スタッフに未来にフォーカスできるからです。
経営者が会社を「変えよう」「変えよう」とがんばっていても、経営者の数より多い、スタッフひとりひとりの価値観が変わらないと、本質的には何も変わりません。
そして、本質を変えるって非常に難しいことで、本気で変えるときはちょっと痛みが伴います。だって、今まで「いい」と思っていることを手放すのですからね。「なんで変えなきゃいけないの?」という抵抗も生まれます。抵抗が生まれると、自社が変わらなきゃならないときに、ブレーキになってしまうんですよ。だから、スタッフのみなさんに受け入れてもらうために、未来を考えることを習慣にするといいと思うんです。過去にしがみつかなくてもよくなるから。

こんにちは。Web集客のことをズバリ言う「ズバリスト」、白藤沙織です。

2019年の成果は何だったのかな。ちょっと振り返ってみると、私はいつもスタッフに「何をしたい?」と聞いていたことではないかと思います。そして、「好きなことをしていいよ」って言ってました。

そのひとつの成果が11月に開催した「紙フェス」だと思うんです。とにかく今までにないことができたのですから。

振り返りでは、よかったところ、改善するところを、参加者がひとつひとつ書き出して確認しました。これもスタッフのアイディア

紙フェスで考えていたこと

紙フェスの中心となった部署は、Web事業部です。
自分たちは気づかなかったんですが、「なぜ、Webの関係者が紙を扱っているの」と聞かれて、「あら、外部の人からみると不思議なんだな」と思ったんです。
そうですね、よくよく考えればWeb事業部と聞くと、Web制作やマーケテイングを思い浮かべ、紙は結び付かないですよね。私たちは印刷機も身近にあるので、紙を扱っても不思議じゃないんです

これが画期的なことと私は思っているのです!

紙フェスの準備をしているスタッフ。
楽しそうでした。

どうしても紙は紙、WebはWebと分けて考えがちになり、自分の業務以外に関わりたくないという気持ちが一般的だと思います。が、自分の仕事以外のことを嬉々としてやっているというのは、すごいと思うんですね。実際、今まで交流がなかった人とも話ができたようです。

次に、買い物がえりの方が、ふらりと正文舎に寄ってくれたこと。
正文舎は個人情報を扱う会社なので、日中でも玄関を施錠しています。だから、ふらりと寄ってみるということは、できないのです。それができる環境を作ってみたこと。そして、「紙フェスに来ましたと言ってください」ってポスターに書いたら、そのとおりインターフォンの前で言ってくれて、施錠していても人は来てくれることがわかりました。

どの封筒をもっていくか考え中。
最終日の様子。
知り合いの親子も来てくださいました。

紙フェスは、熱心なスタッフがいろいろ考えてくれて実現したことです。
私が心がけていたのは「今までやったことがない」ということにフォーカスするのではなく、「どうすればできるのだろうか」ということにフォーカスすることです。
そして、「業務はどうした」「これは仕事じゃない」とか、ちゃちゃが入らないようにしていたことかな。

常に未来を見ていよう

そういう私を支えていたのは、「ビジネス・フォー・バンクス」という本に出てくる1文です。

すでにあるものばかりに意識を集中すると、未来のことが想像できなくなる

紙フェスは新しい取り組みだから、本来の業務から離れたイベントでした。
制作の仕事ではないから。。。と思っていたら、開催できなかったかもしれません。

直接お客様と話してモノを売り、営業部以外のスタッフが集客や売り上げのことを考えるよい機会になりました。
制作はモノを作る人、営業は売る人と固く信じているのは、思いこみなんですよ。思いこみがその人の価値観につながり、その価値観に執着するといくら変われと言われても、心に響いていかないんです。それを壊すには、体験するのが一番いいんですね。

だから、経営者はスタッフがやっいることに対してごちゃごちゃと言わないで、「どうなりたい?」「どうしたい?」と聞き続けているのです。

ではでは~

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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